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岩波書店
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カスタマーレビュー ![]()
ジンメルのアフォリズム集ですっ!
(2007-11-02)
ジンメルの哲学書はなかなか手ごわいものが多いですが、この本は薄いうえに、とても読みやすい。
どちらかといえば、「愛の断想」よりも「日々の断想」のほうが示唆に富んでいるかな。
わたしは、本質をついた鋭い洞察に出くわすたびに、おもわず傍線を引いてしまいました。
いくつか例をあげるなら、
「人間は、問題には直ぐ到達するが、解決には直ぐ到達しないような存在である。」
「この世に処する最高の術は、妥協することなしに適応することである。絶えず妥協しながら、それで一向に適応に達しないのは、極めて不幸な素質である。」
「一般に、青年の主張するところは正しくない。しかし、それを彼らが主張するということは正しい。」
「虚栄心の強い人間は、しばしば大衆を軽蔑しながら、大衆がいなければ生きて行くことが出来ない。」
まだまだ、うがった指摘にあふれています。
訳文が適度にこなれていて格調高い。
くりかえし読むにあたいするのではないでしょうか。
文字どおり断想ばかりなので、寝るまえにベッドで好きなところから読みはじめて、適当なところでしおりをはさんでそのまま眠りにつく。
ジンメルの入門書としても、非常にとっつきやすい名著だとおもいます。

言葉と解釈
(2005-11-06)
事物を定義する端的な言葉の集積。
端的ゆえ読む側の解釈も広がります。
AとBの類似と相違。それが一言で述べられています。
「断想」ですから短くて読みやすく、座右の銘になりそうな言葉が見つかるかもしれません。気軽に読める哲学書です。

