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Gordon Thomas Max Morgan‐Witts 常盤 新平
講談社
カテゴリー:Book
セールスランキング:164435
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発売日:1998-09
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カスタマーレビュー ![]()
スローなスタートだが・・・
(2008-06-02)
経済学的な観点からではなく、とにかく多数の登場人物を配し、
(正直、途中から登場人物表が欲しくなった)
彼らが世界恐慌に巻き込まれた姿を映像タッチで描くことにより、
読者にリアルな手触りを感じさせることに成功しているドキュメンタリー。
そういうスタイルであるからして、やや書き振りは大げさかもしれない。
本書はその第一巻。ややスローなスタートのため途中だれることもあるが
第二巻を楽しむためにはやや忍耐も必要。

1929年NY証券取引所の大暴落を描く
(2006-05-08)
この本は1979年に出版された「アメリカの死んだ日」(TBSブリタニカ)を文庫本化したものである。上巻は1928年12月31日の大晦日から翌29年7月16日までの出来事を描いている。登場人物は多彩で、世界最強の個人銀行、モーガン商会を率いるジャック・モーガン、それに対抗するアメリカ銀行創設者A・P・ジャンニーニ、成り上がりの億万長者で後に息子を大統領にしたジョセフ・ケネディ、伝説の大相場師ジェシー・リバモア、エンパイア・ステートビルの建設にかける相場師ジェイコブ・ラスコブ、自動車王ヘンリー・フォードなど当時のアメリカをその存在自身が表現している顔ぶれたちである。
特に圧巻は相場師ジェシー・リバモアで、彼を中心にこの本は回っているといっても過言ではない。しかし本の中では「口の固さを見込んでじきじきに厳選した20人の事務員と、アメリカで最も優秀なビジネス・スクールからより抜かれた統計チーム、それと電話交換手、情報提供者、秘書など全部で60人ほどが雇われている」と書いてあるが、実際は事務所の中に巨大な壁面いっぱいに株価を掲示する黒板がしつらえてあって、それに株価を記入する「チョーク・マン」が5人とその監督者の全部で6人だった。ドキュメンタリー仕立てとはいえ多少脚色されており、少し割り引いて見ておく必要はある。

バブルというい言葉はここから生まれた
(2004-07-13)
1929年、アメリカ株式の大暴落を扱った本。ドキュメンタリーなのだけれど、ほとんど小説とも言えるストーリには読み応えがある。証拠金取引の恐ろしさや、バブルの最中で加熱していく群集心理の描写がとても興味深かった。上・下巻とかなりのボリュームなので、あまり人には薦めないけれども、ここ数ヶ月でもっとも印象的な本でした。
下巻の表紙の写真は「株価大暴落で全財産を失い、街頭でりんごを売るかつての百万長者」・・・この写真が暗黒の木曜日のすさまじさを象徴している。

