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天木 直人

講談社

カテゴリー:Book

セールスランキング:202527

税込価格:¥ 1,575  (定価:¥ 1,575)

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発売日:2003-10

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カスタマーレビュー

飲み屋での上司の悪口  (2008-02-09)
首相以下に公電で意見具申し、クビになった天木前レバノン大使の腹いせ本。
この本では、特定個人をあげて、非難の言葉が続くが、うだつのあがらないサラリーマンが、飲み屋で上司の悪口を言っているような感覚がして、読んでいて気分が悪い。
日本は合議で物事を決めていくから、自分の意見が通らないことの方が多い。だからこそ、如何にうまく周りを説得できるかがその人の力量なのだが、意見が通らないから辞めて、腹いせ本を書いているようでは、、、と正直思う。
この本を、敢えて読む必要は無いでしょう。

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日本の外交や外務省の内情について関心を持つ方におすすめします  (2006-08-28)
元駐レバノン特命全権大使の天木直人氏が書いた、小泉政権、外務省組織の批判本。

本書では実名入りで外務官僚の出世第一の成績至上主義や強者の論理に固められた外務省の体質を赤裸々に暴露。本書の内容が事実ならば、これは非常に由々しき状況であり、大義と信念と情熱を持って外交に取り組もうとする人物が組織の中枢から除外されているとすれば残念で仕方がない。

そんな真摯な外交姿勢を述べる著者に共感できる部分は多いが、在外選挙制度を求めた国民を「物好きな一部の邦人」とし、ノンキャリヤ外務省職員を「敗北者」とする記述には共感できませんでした。

著者はまとめとして、以下の諸点に対し、国民一人ひとりが問題意識を持ち、自分なりの意見を持つように訴えています。
(1)日米安保条約の歴史と変遷を学び、自らの意見を持つ
(2)第二次世界大戦以降の日本の現代史を知る
(3)憲法改正問題を避けずに直視する
(4)アジア諸国への謝罪と天皇の戦争責任について考える
(5)日本経済の混迷の真の原因を知り責任者を追及する
(6)政治家、官僚にこれ以上特権を持たせない決意を固める
(7)石にかじりついても政権交代を実現する
(8)情報公開法をさらに改善し積極的に活用する
(9)地方分権化を徹底して推進する

そして最後に以下の西郷隆盛の言葉を引用し、将来のリーダーの誕生を呼びかけて本書をまとめています。
「命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり」

著者は2005年総選挙に小泉首相と同じ神奈川11区に無所属で立候補し、大差で敗れはしたが、今後の日本の外交や日本の将来を考える上で、注目したい人物の一人であると思いました。

日本の外交や外務省の内情について関心を持つ方におすすめします。

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突き上げたこぶしの次の行き先は何処に  (2005-11-20)
レバノン大使を勤められている間、イラク戦争への自衛隊出兵とそれをめぐる国際政治につき総理と官邸に直言することから本書は始まります。その後、退職勧告を受けて外務書を辞められるくだり、実名での外務省幹部(前、元、現を含む)への批評、国際政治への所感、と堂々の直球が続きます。
先ず、凄い自信家で直言の人だという印象が先に来て、言っていることの内容の妥当性などどこかに吹き飛ぶような感じです。読んでいて、読むほうがビックリするような攻撃ぶりの文章でした。高官の実名が次々に出てくるのにはビックリしましたが、書くことで溜飲を下げているわけでもなさそうですし、やはり、実力があるかたなのだなあ、と思います。でも読後感としては、非常に暗い、としか言いようがありません。突き上げたこぶしの行方はどこに?、です。攻撃的サッカー戦略を攻撃的に書かれたような本であり、ついこのあいだ読了した、佐藤優の「国家の罠」も外務省の組織体質の暴露ですし、最近の日本版ニューズウイークの北方領土特集では鈴木議員の外務省に対する批評があり、外務省へは暗いイメージばかりを持ってしまいました。暴露本にも取られかねないので星一つ減にて。

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怒れよ!国民!  (2005-10-12)
元外務官僚 天木さんの渾身の著書です。数々の外務官僚による公金横領、低俗なる体質、与党と結びついた保身、世界レベルには程遠い稚拙な外交、等等。大前研一氏の「鉄のオクタゴン」の実例をここに見ることができる。今の社会では国民はニュースだけに頼らず自ら勉強しなくてはダメ。政治家と官僚の腐敗、社会状況、世界の中の日本は全く見えてこない。何よりも大事なことは自民党に一票を投じないことで政権交代を実現させないと国民不在の政権は続くということである。是非、読んでいただきたい。お金の無い人はp104,105だけでも何処かで読め。「ノンキャリアに対して暴言だ!」と批評している人がいますが、ノンキャリに対する記述が少なく誤解を与えてしまったのかもしれませんね。「キャリアがあのようだから、自分達も」と考えるのが普通でしょ。”推して知るべし!”だと思います。

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暇?  (2005-07-04)
ベストセラーになるだけあって、文章は歯切れよく読みやすい。
熱のこもった文体は、まるで多感な青年の手になるもののようでもある。
著者は、いい意味でも悪い意味でも、自己の感情や価値観に素直な人物なのであろう。

その率直さをもって、著者が半生を捧げた組織のゆがんだ価値観や閉塞感、腐敗の実体などをなまなましく描写することに成功している。
また、反面、著者自身もその価値観に順応しつつ仕事をこなしてきた「エリート官僚」の一人であり、批判の対象となっている人々と同じ問題点や限界を体現している面があることにも気付かされる。
両面の意味から、一読の価値はある書である。

とはいえ、良く批判されているノンキャリア云々を述べた部分には、少々辟易させられた。
難関の試験を突破したことに誇りを持つなとは言わないが、中央省庁というのは、このように試験のランクや入省時の年齢、点数などで人を細かくラベリングし、小グループを形成しては足の引っ張り合いばかりしているような幼稚で陰湿な組織ばかりなのであろうか。有能な人々の集まりとは思えない、無駄なエネルギーの浪費である。

もしかすると、他にすることがないほど暇なのか?

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