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アイテム詳細

山本 昭彦

講談社

カテゴリー:Book

セールスランキング:3693

税込価格:¥ 920  (定価:¥ 920)

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発売日:2008-07-18

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カスタマーレビュー

入門書としても秀逸な、異色のシャンパン本  (2008-09-24)
シャンパンの本といえば、オシャレ、豪華、エレガントの三拍子そろったみたいな、「お上品本」が多い中で、これはなかなか辛らつなところもあり、シャンパンへの情熱が熱い異色の本。
文体もテンポがあって小気味いいし、シャンパンという酒の全体像がわかる、格好の入門書ともなっている。
ただ、断定口調やちょっと気取ったいいまわしなど、それを小気味いいと感じるか、やや嫌味と思うか、人によって分かれるところかもしれない。
しかし、紹介されるエピソードの面白さ、現地での生産者への取材の深さは、この著者の力量とシャンパンへの情熱が、ハンパなものでないことを感じさせる。
本書が著者の最初の本のようなので、これからもこの手の面白いものを書いてほしいという期待も込めて、星5つ。
第6章では、「死ぬまでに飲みたい30本シャンパン」が実際に紹介されていて、章トビラの裏に書かれた言葉を読んで、思わず笑ってしまった。
「もっとシャンパンを飲んでおけばよかった!」
あの高名な経済学者、ケインズの言葉だそうです(笑)。

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誰が読んでも、何かしら発見がある  (2008-09-11)
シャンパンについて、あらゆる角度から書いてあるので、誰が読んでも、何かしら発見がある内容だと思う。例えば、「フランス料理は、北方のバター文化と南方のオリーブオイル文化に分かれている。ブルゴーニュやシャンパーニュのような酸がしっかりしたワインにはバターを使った料理が合う」など、シャンパンの良し悪しだけでなく、参考になる事柄が色々でてくる。

ただ、30本のシャンパンの章はそうでもないが、テーマにより、ヘレンケラーの話とか小エピソードが多すぎて、主眼がわかりにくいと思える箇所がある。著者がウェブサイトで書いているワインや食コラムのように、もう少しすっきりさせた内容のほうが、著者の探究心の旺盛さや、実体験があふれた本の独自性が際立ったような気がする。

ワイン初心者でも十分面白いと思うが、見ためより(読みやすさのわりに)専門的な奥の深い話もでてくるので、ワインの知識がある人の方が、より多く共感しそう。

近年、次々にシャンパン本が出版されたが、その中でも、おすすめの1冊だと思う。

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著者の頭の中はバブルの時代のまま  (2008-08-27)
酒の肴にお酒のことを知りたくなって何冊か手にした中の一冊。
書店でみて、序文が気に入って購入した。
著者は、新聞社で働いていたことがあるとのことで、ひとつひとつの文章が短く、
リズムがあり読みやすいと思った。

少し読んでみて、さすがシャンパン好きなことだけあり、
よく知っているなあと思った。

しばらくして、あれっ?と思った。
”ハンバーガーをドンペリで流し込む証券会社の敏腕トレーダー”だの
”都内の某ワイン・シャンペン講座には颯爽としてハイソな客室乗務員がいる”だの

若干苦笑した。
著者にはそれが格好いいと映るのだろう。

著者の略歴をみたら、1961年生まれとのことで、バブル時代をよく遊んだのだろうなーとうかがえた。
最近の世の中ってもう少し地に足を着いているのが、格好よくなってきるんじゃないかのーと著者に言いたくなった。
著者の頭の中はバブルの時代で止まっているような気がした。

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ヴーヴ・クリコって「クリコ未亡人」の意味なんだ  (2008-08-26)
この本に説得力があるのは、何度もシャンパーニュ地方を訪ね、造り手を訪問して、納屋をセラー代りにしているような小さな作り手にも、ブドウの絞り方(キュヴェ=最初の絞り汁)、ドサージュ(リキュールを加えて甘口、辛口を決めること)の方法などを丹念に聞いているから。

 たとえば、セロスの弟子であるジェローム・プレヴォー。この人のことは知りませんでしたが、ピノ・ムニエで素晴らしいシャンパンをつくっているという文章を読んで「飲まずに死ぬと後悔する10本」にも選ばれていたジェローム・プレヴォー・ラ・クロズリー・ベギーヌを注文してしまいました。

 シャンパンにまつわる話では、ヴーヴ・クリコ(veuve-clicquot)は「クリコ未亡人の意味だ」と言われてハッとしました。このほか、ポメリーも未亡人だし、ローラン・ペリエのリリー・ボランジュも未亡人だそうです。マッチョなワインの世界と違って、パッケージなどでも女性独特の感性が生かされますし、いいんでしょうね。だから、ベッカム夫人なんかもクリスタルが好きなんでしょうし。ヴーヴ・クリコがエカテリーナ相手に売りまくったのも、女性同士の絆を感じます。

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気持ち悪い  (2008-08-20)
 著者は、BMWの5シリーズ分をシャンパンに費やしてきた旨を記しています。それがどのくらいの額なのか、5シリーズにもピンキリあるのでわかりませんが、どうやら7シリーズほどは費やしていない、という程度の意味でとらえればよろしいのでしょうか。
 いずれにせよ、こんなフレーズを冒頭に書き記す人の神経の粗雑さに、なんだか気持ち悪さを感じました。シャンパンに相当な凝りようなのは十分にわかるのですが、著者のどこか野暮でいびつな感性に辟易してしまいました。

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