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講談社
カテゴリー:Book
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発売日:2004-07
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カスタマーレビュー ![]()
佐伯晶『秘曲』と併読してみては・・・?
(2007-08-03)
「秘すれば花なり、秘せずば花なるべからず―。秘めるからこそ花になる。秘めねば花の価値は失せてしまう…。」とあるが、『風姿花伝』には「秘せずば」ではなく「秘せずは」とある。また、佐伯晶『秘曲』(表紙が少し似ている)の副題にも「秘スレバ花ナリ、秘セズハ花ナルベカラズ」とあり、「秘めるからこそ花になる。秘めないことは花ではない。」という現代語訳の方が正しいのではないか? 超高密度小説(本自体は大して厚くはないが…)『秘曲』は終始この謎の言葉に貫かれており、特にラストはこの言葉に作者自身が作った言葉が続いていて、余韻が残る。杉本苑子『華の碑文』、瀬戸内寂聴『秘花』と共に、これら四作を併読すれば趣があると思われる。

「能」から発した温故知新の書
(2007-06-03)
表題の言葉には、「隠されたところがあればこそ、花としての価値が生まれる」というすぐに分かりそうな意味に留まることなく、「普段は極力見せないようにしておいて、ここぞというときに開示することによって、大きな効果を引き出す」という戦略的な方法論としての意義が含まれる。この方法論は、「能」という一分野だけでなく、広く一般に有効な考え方である。本著には、そのように数百年前の「能」を通じて得られたノウハウを、現代に生きる私たちにとってむしろ新鮮なイメージを持った「人生訓」として受け入れることができる例(意義の解釈)がいくつも掲載されている。まさに、温故知新の書である。

本当に花のある人生の指針として、オススメなのです。
(2004-09-15)
「秘すれば花」このフレーズの独特の響きがとっても艶があって、いいですよね。人間の才能と、それを生かす修行のあり方、花のある存在として活きる事とはどのような事なのか。一瞬たりともとまることの無く移り変わり彩りを変えてゆく花の命のように、人生の花のあり方は変化するという、深い人生の書です。
武士道や葉隠れなどとはまた趣は違いますが、どちらも今の私たちにとっても役に立つ人生の指針かもしれません。
花を知る 花を悟る 花を極め
風を会得し、花を伝える
秘すれば花 秘せずば花なるべからず
人生、花も実もある生き方をするためには、どのような心得、嗜み、修行が必要なのか、、本当に花のある人生の指針として、オススメなのです。

