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講談社
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カスタマーレビュー ![]()
学生運動から革命に身を投じていく若者達の群像激
(2008-11-08)
登場人物が多すぎたり細々と加速して展開するのもあって混乱してしまうのですが、当時の活動家たちの様子や時代感に触れられたような気がして感動した。
活動家側からの視点なので、活動家たちの危うさや無鉄砲さにハラハラしながら一気読みしました。

連合赤軍がモデルの漫画
(2008-10-20)
面白いです。
淡々とした作風。平凡な青年達がサークル気分の学生運動の延長で
テロ事件を起こし追いつめられていく風景。
「坊っちゃんの時代」や「犬狼伝説」と同じ匂い。
彼らは理想も生活の不如意もなく本当にサークル活動の延長で動いているに過ぎない。
彼らが起こしている事件は本当に犯罪そのものなので同情はできないです。
守る民衆も政治的主張も空虚だ。実態感がなくて被害者の立場を考えずに
自分達の仲間が警官の正当防衛で殺されればいきり立つ。
この一見内輪の楽しい世界。
そして自分勝手な世界。
これが後に地獄絵図と化すのか・・・と思うと自業自得のように思えるもどこか切ない。
気になったことは学生運動における女性運動員の性的な圧迫が端折られている事。
赤城と筑波の経緯(モデルの人物の実話)、宮浦の語る「救援」の意味。
調べればあまりにも惨い内容で事件の遠因にもなっている出来事だと思うのだが・・・。
もしかしてそれは冬の妙義山にフラッシュバックとして語られるのだろうか?

この手法なら「オウム」でもなんでも「何か意味ありげなもの」に描けてしまうだろう。つまらない!!
(2008-09-07)
『レッド』=赤軍派です。はっきりいって、赤軍派がやったこと=ハイジャック、浅間山荘、山岳キャンプでの同士殺し・・・・・などを背景にして、それへ至る過程を淡々と描いてる、だけ。赤軍派がやったことの「歴史的」重みがあるから、なんか凄いことを描いてるように思えるけど、コケおとしでしょ! みんな深読みして評価しすぎ! この「手法」ならオウム真理教事件でも、コンクリート殺人事件でも、なんでも「料理」できる。それらしく意味ありげに描ける。でも、肝心の、「山本直樹が赤軍派がやったことをどう思うのか、どう見るのか?」の解釈が一切ないじゃん。まるで新左翼の歴史勉強漫画です。大枠として、赤軍派がやったことを「肯定」するのか「否定」するのか、せめてそれくらいは示さなきゃ。「昔ね、こういうことがあったんだよ。君はどう思う? おじさんは事実だけを淡々と話すからね、君自身が考えなさい・・・・・」 そんな気持ち悪いオヤジのクールを気取った自己陶酔にまんまと乗っちゃダメだよ!

淡々と描かれる革命家たちの闘争そして愛と性と死
(2008-04-28)
題名が示すとおり、「連合赤軍」ものの一書。淡々とした描写に加え、犠牲者となるべく運命づけられた者たちに順に付された「番号札」が、その後の悲劇を暗示して緊張感を高めている。各登場人物にはモデルとおぼしき人物がいることが明白である以上、実名(例えば、赤城→永田洋子、北→森恒夫)を使った方が、読者としては有難いと思うのは私だけ?作中、「二年でも三年でも刑務所でのんびりしてあとのことは全部赤城さんにやってもらおう」(154頁)との宮浦(→金子みちよ)発言には、笑った。そう、あの革命家レーニンも、ユーモアを忘れることはなかった。晦渋さだけでは革命は成就しない。

マンガとしてはかなり異色
(2008-04-17)
本の最後に「なぜこんな真面目な人物が命を落としてしまうのか? なぜこんなどうしようもないやつが生き残っていくのか?」と書かれてあるが、人物に数字を付けてその後の運命を暗示させるのは斬新な手法だと思う。
この本では彼らは最初はまだ和気あいあいで普通の学生感覚が残っていたことを現わしている。活動が過激化するのに伴って次第に孤立していき、彼らの人間関係はより緊密になって愛憎はより激しくなっていく。
当時の時代性をテレビの画面にさりげなく見せたりするのはうまく、風景の書き方が写真ぽいのも今とは別の感覚であることを強調していて成功している。マンガとしてはかなり異色で、今後に期待させる。

