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集英社
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カスタマーレビュー ![]()
マミリンとタキガワマン
(2007-03-08)
リアルタイムで毎月りぼんを買って読んでいた小学生のときは翠に憧れ、晃みたいな彼氏がほしい!と思っていた、が。
最近読み返してマミリンとタキガワマンの二人のほうがかっこいい。『がんばって生きてる』のは圧倒的にマミリンのほうだし、晃よりも瀧川のほうが誠実だ。10年後のマミリンの話、読んでみたい。描いてくれないでしょうか?

正直…
(2006-05-14)
私はあまり好みではないです。ストーリーはともかく主人公が全く好きになれないため、読んでいて疲れます。こんなハイテンションですぐ泣いたりする人が近くにいたらかなりウザいなぁと思ってしまって…。
脇役はイイ味出してる人が多いです。が、感情の起伏が激しくお節介なタイプが苦手な方は、主人公がかなり痛く見えてしまうかと。悩んだりする事の内容も、これで高校生?と首をかしげる幼いものが多いです。
人気も評価もすごく高いので、少数派かもしれないですが…決して万人ウケではないという事でこの評価。個人的には、同著者の某大ヒット作よりいくらかマシです。

いい年して泣きましたよ。
(2005-08-15)
『天使なんかじゃない 完全版』第4巻のあとがきをバンプのボーカル藤原基央というのには驚いた。第3巻は石田衣良だった。あとがきだけでも豪華である。誰でも高校時代に恋愛や友情や将来のことについて悩んだことはあるはずだ。『天ない』はその頃の記憶を呼び起こす作品である。まぁ、こんな綺麗な高校生活をおくった人は少ないと思うが・・・。現実的に考えると、作品に登場のような人物が自分の周りにいたら多分ウザイ。それは解っている。それでも、私はこの作品が結構好きだ。
高校時代だけが特別ではなく、小学校も中学校も大学も、それぞれの時間がそれぞれの人にとって特別である。ただ、高校時代というのは、周りが思っているほど子供ではなく、自分自身が思っているほど大人ではないという特殊な時期である。その特殊性を有しているからこそ、高校生活で学ぶ事は多いのだろう。人間という生物は、タキガワマンみたいに格好良くても、マミリンみたいに頭が良くても、いろいろ悩んだり迷ったりする。藤原基央が「仙人のようだ」と評した坂本将志のように、才能があり、精神的にゆとりがあるように見える人でも、やっぱり苦労している。それぞれがそれぞれの荷物を背負って生きている。人間は平等ではない。それだからこそ生きていくのは面白いし、生きることに価値があるのだ。そういう姿が描かれていた点が、この作品の価値を高めている。
まだ読んだことがない方(特に男性)は是非読んでいただきたい作品である。昔読んだことがある人も、もう一度読んでみてはいかがでしょうか?結構泣けますよ。

高校生だから許せる甘酸っぱい思い出
(2005-06-12)
二年前にたまたま家に置いてあったのを読んだのが
きっかけなんですが、本当に素晴しい作品
高校入学から高校卒業までが書かれていて
キャラクターの心情がよく表現されてると思います
翠が可愛い
この作品がきっかけでほかの矢沢作品を見たんですが
やっぱり天ないが一番好きですね
キャラの心情がストレートに描かれていて
読んでてくどくないし、胸にくる作品です
矢沢あいの絵っていいですよね
なんか心から描いてるっていうか
こういう漫画家って貴重なんだと思います
初めて読む人は完全版で買ってみてはいかがでしょうか
そして読むなら全四巻読みましょう
なぜか優しくなれます

翠とマミリンのその後
(2004-07-20)
最愛のアキラが翠にも内緒で休学届を出して、フランスへ行ってしまう。明るく振舞いながらも耐える翠・・・というベタで大時代的な展開は、逆に今読むと新鮮かもしれない。
高校があまりにもハッピーな分、あっという間に来てしまう高校最後の夏。進学についてはっきりしたビジョンのない翠に対し、入学直後からコツコツと勉強を続け、確実に未来へ向かって歩んでいくマミリン。この二人の対比がリアルタイム読者には結構どっしり現実味を持って迫ってきたものだ。
もちろんこれは『りぼん』の連載だから、主人公に浪人と失恋を味わわせたまま終わったりはしない。翠はキッチリ大学に受かり、なぜか勉強嫌いだったアキラまでが超難関大学に受かるというこれまたマンガ的な展開で読者をほっとさせる。ただ矢沢あいさんとしては、もっとこのあたりの葛藤を描きたかったのかも。
個人的にファンだった志乃ちゃんが、生徒会という生きがいを見つけて立ち直ってくれたのがよかった。次のBFという存在で落とさなかったところが逆によかったように思う。やっと片思いの実ったマミリンも、英国留学の夢をあきらめずに進む。この二人の強さに比べて、主人公たる翠がだんだんイヤな女になっていく(アキラが大会社の社長御曹司だったことで「将来は社長夫人?」のセリフ)のが悲しい・・・
やっぱりこのマンガの真の主人公はマミリンである。彼女の入学直後から卒業までの成長ぶりや、泣かせるセリフの数々が『天ない』をきらめかせている。
付記・・・聖学園に教師として戻ってくる翠は『生徒諸君!』のパロディか? ‘須藤翠’にはなっていないところが作者の抵抗なのかもしれない。

