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アイテム詳細

深谷 陽

集英社

カテゴリー:Book

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税込価格:¥ 530  (定価:¥ 530)

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発売日:2006-11-17

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カスタマーレビュー

淡々としたタッチで描かれる戦争という日常  (2007-07-24)
現在はマインスイーパとしてカンボジア、シェムリアプで働く主人公アキ・ラの少年時代。

『少年兵士アキ・ラ ― 彼がジャングルの外に戦いの無い国があることすら知らなかったあの頃、僕達日本人も彼らのことを知らなかった』

淡々としたタッチで描かれる戦争という日常。
私たちが当たり前のように過ごしている平和という日常の重みを静かに問いかけてくる。

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少年の目線で描かれた「戦争」  (2007-01-10)
 
内戦の絶えないカンボジアで、
当たり前のように「戦争」の道に進んで行った
少年の目線から「戦争」が描かれた実話です。

悲惨さ、残酷さがクローズアップされがちな
戦争マンガにおいて、
日常である戦争が描かれている所が印象的です。

戦時に生まれ、
自分の目の見える世界しか知ることができない環境で、
少年は、世界しか戦争に身を投じざるを得ない自分を
不幸と感じることもなく、
当たり前な日常としての「戦争」に身を投じています。

そのような環境から、
次第に大人へと成長し変化する心情が丁寧に描かれています。

殺伐とした感じではなく、
かといってポップな感じでも無い画風は、
絶妙なさじ加減で、
重い内容にも関わらずストレスなく世界に入り込めます。

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戦争しかない国で生きられますか?  (2006-12-05)
主人公アキラは、カンボジアがポル・ポト政権の中、10歳で銃を持たされ、ポル・ポトの少年兵になった。もちろん、自ら志願したわけではない。戦争が日常の中、子供はそのまま、何の疑問も持たずに兵士になる。そして死んでいく。この作品は、アキラこと実在するアキ・ラーさんの著書「アキラの地雷博物館と子供たち」に基づき、ノンフィクションとフィクションが見事に融合され、生々しく、やり切れない戦争への様々な思いを見事に描ききっている。どんな状況のなかでも、いつもギリギリの線で、生と死が隣り合わせの世界を生き抜いていくアキラ。その力強い姿には、のほほんとぬるま湯に浸かっている私たちに、同じ地球の上に生まれたのに、こうも厳しい現実があるということを思い知らさせ、深い感動を与えてくれる。この作品が全国の図書館に収蔵され、課題指定図書になればいいのに、と願ってしまうほどに。自分の好きな作品が多くの人に支持されるのはそれだけでも喜ばしいことだが、この作品は、本当に、一人でも多くの人に読んでほしい。

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子どもたちにこそ読ませるべきだ  (2006-11-21)
カンボジアの一番大変だった時に子ども時代を過ごし、少年兵もやったし地雷も埋めた、命はいつもギリギリだった、そんなカンボジア人・アキラさんの自伝をマンガにした作品。
元々アジアの風景と子どもたちへのまなざしがものすごく暖かい漫画家・深谷陽さんの絵が、悲惨な現実の中でも輝く子どもたちの一瞬一瞬を見事に捕えている。そして、そんな普通の子どもたちがものすごい戦場で当たり前に生きていたのだと言う事実にぞっとする。
アニメやゲームの中のフェイクの戦いと違って、これは現実。自分が読んで感銘を受けたら近くにいる子どもたちに読ませてあげて欲しい。日本の戦争は江戸と同じくらい昔話になりつつあるが、これはつい最近の話なのだ、子どもたちの眼には「リアル」に写り、自分のおかれている環境がどれほどはかないものなのか、少しは体感できると思う。
深谷陽さんは絵が上手過ぎてなかなかいいテーマと出会えなかったが、これこそ彼が描くべき、いや、彼にしか描けないすばらしい作品だ。ぜひ一読!!

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