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小学館
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カスタマーレビュー ![]()
おしっこは清潔???
(2003-11-30)
のっけから「うんこ」である。このレビューを読んでいる諸氏には甚だ失礼であるが、この本がそうなのだからしかたがない。この本は、所謂「臭い」や「汚いもの」を排除する日本人の指向にむけ警告を鳴らしている。清潔であることは確かにすばらしいことだし、大変な労力も要る。だが、公共の施設となるとどうであろうか?「臭いもの」や「汚いもの」を排除するだけでなく、まるで自分とは関係ないとでもいうように「異質」なものとして扱ってないだろうか?それらはさまざまな社会的な現象にも当てはまるのではないか・・・?「ノーマライゼーション」という言葉、その意味をこの本の行間に読むことが出来る。

共存共栄の哲学
(2003-03-26)
寄生虫や共生菌に関する著者の指摘はいちいちもっともであり、行き過ぎた日本人の清潔志向に強い危機感を抱かされる。それにつけても実感されるのはこの十年ほどの子どもたちのアトピーやアレルギーなどの多さである。早晩日本人は滅ぶのではないかというのも言い過ぎではないだろう。本書の内容自体はそれほど濃いとはいえないが、哲学のように人間と自然の共存を説く著者の慧眼に瞠目した。子どもを持つ方、これから家族をつくっていこうとする若い人々に一読をおすすめしたい。

