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櫻井 よしこ

小学館

カテゴリー:Book

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税込価格:¥ 1,470  (定価:¥ 1,470)

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カスタマーレビュー

この本に関しては取材不足では?  (2005-08-10)
 櫻井さんは薬害エイズ問題では驚くほど精力的かつ大胆に厚労省や大学・製剤会社の責任追及をなさったように、数少ない本物のジャーナリストといえるでしょう。
 ただ、少なくともこの本に関するかぎりでは、まず結論・持論の展開ありきで、議論が粗いように思います。

 第1に、致命的なことに、「憲法とは何か」というタイトルの問いかけに対し答えていないこと。議論の出発点なのに、漠然とした「この国のかたちを決めるもの」くらいの認識で話を進めてしまっています。憲法は歴史的に人権侵害の常習犯だった国を縛るためのもの(対「国家」制限規範)であることは世界的な憲法学の通説であり、これは護憲・改憲の立場に関係ないはずです。

 第2に、その点を踏まえていないために、「今の憲法には権利ばかりで義務が少ない。だから自分勝手な人間が増えた」という櫻井さんとは思えない主張をしていること。一般の法律(これは対「国民」制限規範)と違って、憲法は国に禁止・命令を義務づけるものなので、権利がメインになるのは当然のことです。そもそも、櫻井さんが好印象をお持ちの明治憲法の義務規定は2つで、現憲法(3つ)よりも少ない点をどう説明するのでしょうか。

 第3に、「押し付け憲法論」の根拠として、ハーグ陸戦法規違反を挙げておられますが、これは既に50年以上前に学会でコテンパンに打ち負かされた少数説にすぎません。今や恥ずかしくて誰も主張できない大昔の少数説を持ち出してきて「目新しさ」と「もっともらしさ」を演出し、一般読者を惑わす手法は問題だと思います。
 これまで積み重ねられてきた議論をベースにして、その上で説得力のある論拠を組み立ててこそ、議論の意義は深まると思います。

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あまり参考にならない本  (2005-06-09)
刑法や民法も同様ですが、憲法の問題点をいう前に、憲法の歴史、役割、運用などについての最低限の理解が必要であり、そのためには世界史や公民のレベルからさらにもう一段階踏み込んだ理解が必要になります。たとえば法律は国民を縛るもの、憲法は国家を縛るものといった基本的な立憲主義思想や、人権保障の世界的発展などがその一例です。そのような理解なしに改憲論者の本を読むとトンデモないことになる可能性があります。そういう点を考えると、この本は低い評価をせざるを得ません。正直に言って、憲法批判の本を何冊か読んでうまくレポートにまとめた程度の価値しかありません。この本と、樋口陽一著『個人と国家』(集英社新書)を読み比べてみてください。わたしの言っていることがわかると思います。

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真実を誰もが知りたい  (2005-05-18)
占領軍の日本人洗脳のための現憲法を、なぜ、改めようとしない人がいるのか、それは、真理。真実。事実。というものを見ない,見えない、見ようとさえしない。のでしょうね・・残念ながら。
でも、その人でも、地球が、太陽の周りを回っているんだよという真理
には、さからえないのでは。
いいかげんにして欲しいですね、勿論、天も動いてるから、天動説もあたってるけど。

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「護憲派」と戦時中の軍部の類似性−−憲法9条は竹槍と同じ  (2005-05-08)
竹槍で国が守れる筈は無い。しかし、それでも、本土決戦を唱える軍部は、戦争末期、竹槍で国を守ろうとした。彼ら(軍部)が何処まで本気だったかは知らないが、アメリカを相手に、竹槍で国を守ろうと唱えた軍部が、戦後、そうした非現実的な思考の故に、嘲笑されたのは、当然であった。ところが、戦後60年経った今も、その戦争中の軍部に似た思考法を続ける人々が居る。彼らの名は、「護憲派」である。「護憲派」と言っても、元々は、日本を社会主義国家にしたいと願って居た筈の人々が中心だから、彼らが「護憲派」である筈は無いのだが、それはともかくとして、この「護憲派」と呼ばれる人々は、「戦争を放棄する」と書いた憲法が有れば、日本は侵略されず、国土と国民の生命、財産を守れると、主張するのである。−−つまり、竹槍が、憲法に変はっただけなのである。−−この「護憲派」と呼ばれる人々は、立場は、戦時中の軍部と正反対の人々である。しかし、竹槍と憲法の違いは有っても、こう言ふ非現実的な事を唱え、批判する者を攻撃する点においては、竹槍で国を守ろうとした軍部の人々と、驚くほど酷似して居るのである。(それでも、国を守ろうとしただけ軍部の方がましである)もうこんな人たち(「護憲派」)に着き合わされるのは沢山である。しかも、「日本国憲法」の問題点は、この竹槍、じゃなかった、9条だけではないのである。この本を読んで、「日本国憲法」が、いかに欠陥だらけの「憲法」であるか、知って欲しい。(西岡昌紀・内科医/ヨーロッパで第二次世界大戦が終結して60年目の日(=ヨーロッパの東半分がソ連の支配下に陥って60年目の日)に)

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