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アイテム詳細

井沢 元彦

小学館

カテゴリー:Book

セールスランキング:64373

税込価格:¥ 730  (定価:¥ 730)

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発売日:2004-12

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カスタマーレビュー

朝日新聞の病理  (2008-03-13)
「朝日新聞社」は脇が甘い企業です。よく批判されます。
資本主義社会に「大企業」として存在しているにもかかわらず、「社会主義」的な「良識」を「売り物」にするため、そこに「矛盾」や「欺瞞」が生じ「堕落」するのは当然の事だと思います。
この本は「朝日新聞」「岩波書店」「共同通信」「進歩的文化人」などの「矛盾」「欺瞞」「堕落」を徹底的に暴いてくれます。

この本を読めば彼らが好んで使う「平和」「平等」「人権」などの「社会主義」的な発言は「建前」に過ぎないのがよく分かると思います。

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戦後「進歩派」の罪を斬りまくり、日本の進むべき道の示唆に富んだ好著  (2007-08-03)
本書は著者によるSAPIOでの97年から00年にかけての連載をまとめたもの。本書前半の矛先は、日本は民主主義・言論の自由が保障されている国だからどのような意見を述べても構わないけれども、戦後日本の「進歩派」(朝日新聞、岩波書店、文化人、社会党、日教組等)によって展開された、社会主義国の現状について十分な検証を行わず、それらの国の主張をたれ流し礼賛するだけ、しかも責任をとる覚悟のないジャーナリズムの姿勢に向けられている。北朝鮮を楽園であるかのように報道し帰国運動を進めた罪を事実と証言で追究する筆致の切れ味は抜群で私も初めて知ることが多かった。社会主義幻想が崩れ、国家による拉致という犯罪が明らかになった今、国民の眼から鱗が落ちたかと言えばさにあらず。著者の眼は実社会では能力の差があって当然なのに悪平等を押し付ける教育のあり方、メディアとお役所の「癒着の温床」である記者クラブ制度にも向けられる。石原都知事の「三国人」発言騒動を覚えている人も多いかと思うか、メディアの無知の下いかに偏向報道が行われたかを知ると暗澹たる思いになる。さらに井沢氏の著作に親しんでいる人ならば、聖徳太子以来の「和の精神」優先の政治の弊害、そして自衛隊を嫌い憲法9条を墨守することの愚かさを十分承知しているだろう。だが、この度の参院選で護憲のお題目を唱える声をどれほど耳にしたことか。そういう人には是非本書を読んで欲しい。最後に著者は今の日本には官僚に代表される既得権益勢力をねじふせる織田信長型政治家の登場が必要と説き、私も全く同感である。しかし、衆参ねじれ現象が続くだろう現状の下で和優先の中途半端な政治が行われるとすれば、日本の病理の治癒は当面期待できず、残念至極である。

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昨今の世論の“右傾化”について考える上で  (2006-09-22)
近年、ネットのブログ等を中心に所謂「進歩派」と呼ばれてきたマスコミや文化人に対する批判を見ない日は無いといえるほど眼にする機会がありますが、本書では一昔前まで我が国で力を持っていた「進歩派」が如何なる存在であったのかについて初めての人にでもわかりやすくまとめられています。
内容的には2000年に刊行された単行本の文庫版ということもあって、20世紀の終わり頃に井沢氏がSAPIO誌上にて連載されていたものが中心ですが、戦後日本において一部のマスコミや政治家、文化人、教育関係者が自らの思想を押し付けるばかりに、事実を歪曲しありもしない事を捏造して世論をミスリードしてきたという事実を深く認識する事が出来ました。日本やアメリカを叩くためならなりふり構わずという印象がありました。井沢氏が本書で述べているように、民主主義国家では個人が如何なる思想を持とうと自由ではあっても、自らの思想に都合のいい様に事実を捻じ曲げたりありもしない事を捏造する事は許されないというのは実に当たり前な事なのに、「進歩派」にはそれが出来ていないという事には呆れるばかりでした。ネット上で批判、嗤いの対象として俎上に載せられても文句は言えないと思います。
近頃マスコミにおいて世論の“右傾化”を危惧する声が唱えられていますが、本書でも述べられているマスコミ等のデタラメさを多くの一般国民がネットを通して目にするようになり、かつてのような世論に対する影響力を既存マスコミが行使できなくなってきている事に対するマスコミ側の焦りのようにも感じられます。“右傾化”を危惧するマスコミ側も大いに問題だらけである現実を思うと、本書で述べられている事も充分に納得出来るものがあります。色々な意味で必読の書であると思います。

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タイトルと内容がミスマッチ  (2006-01-04)
1997年から2000年にかけてSAPIO誌に連載された記事の文庫化である。
「逆説の歴史観」「日本をダメにした戦後民主主義」という刺激的な書名に惹かれて手に取ったが、内容はほとんど朝日新聞批判だ。

従軍慰安婦問題、北朝鮮問題、南京事件、日の丸、自衛隊、憲法改正など、左派右派で議論がまっぷたつに割れる問題を正面から扱っている。朝日新聞が左寄りとみられているため、朝日の批判者である井沢氏は右派と見られやすいが、議論そのものは事実をベースに展開しようとしており、左右はさておき、論旨にはまずまず説得力はある。

ただ「大新聞は世論を形成しているので社会の公器である、であるから偏向報道はけしからん」という著者の主張にはやや疑問がある。ほんとうにそうだろうか。新聞をそんなに真剣に読んでいる人はどのくらいいるのか、と考えると、そこまで目くじらを立てなくても、と思う。恥ずかしながら筆者は、一面の見出しを眺め、ひっくり返してテレビ欄、一枚めくって三面記事、くらいしか見ていない。こんな人間が半分くらいはいるのではないか。新聞の世論形成力は識者たちがいうほど大きくないように思えてならない。

大新聞が世論をリードし形成する、というのはメディア側の大変なうぬぼれで、実は大衆、社会が望む記事を書く新聞が残っているだけなのではないか。戦時中の大新聞の戦争賛美記事(『読んでびっくり朝日新聞の太平洋戦争記事』など)を見ると、特にそう思う。

朝日に限らず、大新聞を週刊誌が攻撃する、という構図はよくあるが、どうも業界内の喧嘩という気がして、辟易してしまう。もちろん思想やイデオロギーを戦わせることはムダだとはいわないが、所詮は同業者、である。

朝日新聞の「偏向報道」問題に興味をお持ちの方にはお勧めします。ただし逆説でもなく、井沢氏の歴史観も見えません。タイトルと内容が異なるのでご注意を。

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偏向報道批判の決定版  (2005-07-10)
井沢元彦氏がSAPIO内で連載していたものの総集編といった感じです。

井沢氏は常にこう言います。

『民主主義の国では言論は自由である。しかし、だからといって事実を捻じ曲げてまで報道してもよいということにはならない。』と。

さて、ではこの国の報道機関は一体どのような報道をしてきたのか。
『報道の正義』の名の下にそういった偏向報道が跋扈していたのが実情だろう。

本書の中で朝日新聞を教科書で教えるとしたらこうなる、という画像を掲載したが、あれは朝日新聞のすべてではない。ある一面だけを誇張して記事にしたものである。

あの画像自体は正しいが、誰かに『朝日新聞とは何か』を教える上では不適切であるといえる。だが、『事実である』としてああいう記事を書くことを是とすれば朝日新聞の社員はどう思うだろうか。

この上なく悲しみと怒りを感じるに違いない。

しかし、朝日新聞は特定の対象―例えば国家であったり自衛隊であったり―に対する報道姿勢はまさにあのような姿勢なのである。

本書はこのような朝日新聞の体制を批判し、一体朝日新聞が過去に何をしてきたのか、国民に『謝罪と配慮が足りない』とたびたび脅迫してくる朝日新聞自体がまったく謝罪をしてこない体質であること。それらを事実に基づき冷静に分析し批判した朝日新聞批判の決定版と言えるのではないか。

他にも、共同通信や『進歩的文化人』とされた人々への批判など、非常に多くのテーマを取り扱い、凡そ600ページというかなり読み応えのある本となっている。
お薦めの本であると自信を持って言える本である。

加えて、あとがきに書いてあるある女性との討論が非常に私にとって衝撃であった。
現在こういった考えを持っている方がいるだろうか。
この問題は、この女性だけでなく、この日本という社会そのものの病理のように思えた。

是非一度読んでいただきたい。

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