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小学館
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発売日:2008-03-26
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カスタマーレビュー ![]()
教えてもらえなかった、平安の暮らし・生活が見えてくる
(2008-04-07)
「はじめに」のはじめが、“自然災害・戦禍の歴史学”です。
政治史だけにとらわれない、その時代を人がどう生き、暮らしてきたのか。
本全集の視点が活きています。
これまであまり引かれていない資料を基に事実を丹念に追いかけてゆく
記述に好感を持ちました。
口絵の選択もすばらしいと思いました。
欲を言えば、美術史・思想史・宗教史の分野に近づくのかもしれませんが、
現在の私たちには想像のしにくい、浄土信仰の精神史など心のテーマに触れて
厚味を持たせてもよかったようにも思えました。ないものねだりです。

「予が如き 頑魯の者、あに敢えてせんや。」
(2008-04-03)
「第二章 古代国家の変容」「第三章 列島の災害と戦禍」
「第四章 受領の成立と列島の動乱」が論理の軸になっている。
「第五章 新しい仏教」「第六章 貴族の生活」「第七章 都市の暮らしとムラの生活」
「第八章 東アジアとの外交と列島」が紹介されている。
第一章に『古今和歌集』の政治的な位置づけがされているのも、
読者の関心を引き込む点で成功している感じです。木造の空也像、
平等院鳳凰堂、『餓鬼草子』、『源氏物語絵巻』を並べて見ると、
変わらぬ人のこころのもがきを感じます。
平安時代って・・・・ご先祖さまはどこで、どう生きてらっしゃたのか。

