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小学館
カテゴリー:Book
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カスタマーレビュー ![]()
内容豊富も目次粗放、索引なし
(2007-07-19)
今秋実施される江戸文化歴史検定1級検定は2級保有が受検資格。有資格者にとっては「出題の5割が本書から」と脅かされると、どうしても購入てしまう本。406ページに縦二段組みで内容は豊富に詰込まれている。ただ、目次が粗く、索引がないので、学習者にはすこぶる不便で、自分でノートを作るなどの工夫が必要となる。
例えば、第4章江戸の営みは1.町のハード(都市構想、流通と交通、ライフライン)2.町のソフト(町の仕組み、警察と裁判)3.江戸の生業(商人、職人、さまざまな生業)の三節から成る(かっこ内は小節)。目次には小節までが掲げられている。ここで、「ライフライン」を開くと、上水道の普及、下水・塵芥の処理、下肥、リサイクル、養生所、町火消の6項目に別れる。その中には「水役」「水銀」「葛西船」「浅草紙」「小川笙船」「いろは四十八組」など重要な用語が説明されている。しかし索引がない。
また、浮世絵は風俗の説明などの挿絵に使われてはいるが、画家の一覧表14名の中に浮世絵師は菱川師宣ただ一人。鈴木春信、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重他、世界に名だたる浮世絵師に関する記述が欠落している。別の図書で補うほかない。
1級検定にはこれ1冊に頼らず、「江戸時代館」なども参照すべきであろう。

あくまでも受験用の参考書だな
(2007-07-01)
昨年の第1回の江戸文化歴史検定の2級合格者のみが受験できる江戸検1級の公式テキストです。
物語風の「大江戸見聞録」とは全く違い細かい字でぎっしり埋め尽くされて
開くと学生時代に戻ったような気分が味わえます。
ボリュームもあり読み応えはありますね。
図表や写真も掲載されているけれども少なめで、
検定受験を目的としなければ特に面白い内容ではありません。
1級の試験は、この本から5割が出題されるというので、暗記を前提に読み進めなければいけませんが
もう少し「江戸検」的なワクワクするような切り口が、欲しかったですね。

目次不備、索引なし、内容豊富だが問題点も
(2007-06-30)
2007年11月4日の第2回江戸文化歴史検定で1級が初めて実施される。受験資格のある2級合格者(2006年約1,500名)としては、「1級問題の約5割が本書から出題」とおどかされると購入しないわけにはいかない。
406頁に縦書き2段組で活字も、内容もびっしり満載だが、使用はなかなかむずかしい。
まず、目次が不備。例えば第四章江戸の営みは次の3節から成る(かっこ内は小節名)。
1.町のハード(都市構想、流通と交通、ライフライン)
2.町のソフト(町の仕組み、警察と裁判)
3.江戸の生業(商人、職人、さまざまな生業)。
目次には小節名までしかない。ここからライフラインを開くと、上水道の普及、下水・塵芥の処理、下肥、リサイクル、養生所、町火消の各項目がある。この中には、水元役、葛西船、浅草紙などの重要と思われる用語が存在し、リサイクル関連業の表もある。しかし項目名が目次にないのだ。
一方、多彩な内容を現す用語の索引もない。1級を目指すならば自分で用語集を作りながら読む、などの努力が必要だろう。
内容についての大きな不満は、浮世絵の無視である。第六章第1節文化の小節「絵画」から浮世絵は完全に除外され、摺りの技法は「出版」の中で言及されているものの、「主な画家」14名の表(255頁)には菱川師宣があるのみ。浮世絵を外して江戸の絵画が論じられるだろうか。春信は司馬江漢の師として、北斎は娘の葛飾応為の父親として文中に記述はあるが、世界中に著名な喜多川歌麿も、歌川広重も全く無視されている。鈴木春信、葛飾北斎の業績も記述が見あたらない。多数の執筆者間の調整不備による手落ちと推測される。改版時の改定を期待する。

