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新潮社
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カスタマーレビュー ![]()
あの事故を知らない人に
(2007-07-15)
僕が高校生の時に起こった事故です。
この本には当時新聞に載っていなかったことがたくさん書いてあり、
あの「事故」の詳細が手に取るようにわかります。
特に前半の管制室とパイロットさんたちのやりとりと奇跡的に生き残られた
落合さんのインタビューは実に生々しいです。
特に死を悟った乗客たちの「遺書」(といっても走り書きですが・・・)は
圧倒的な重みを持って読むものに語りかけてきます。
あの「事故」を決して風化させてはいけないです。

まず最初に読むのに良いのではないだろうか
(2007-03-25)
JAL123便墜落事件について知りたくなったとき、スタート点としてまず最初に読む本として良いのではないだろうか。墜落までの経緯や原因追及について、また遺体回収と検死について、本事件について押さえておくべきではないかという事項をひととおりカバーしていると言えると思う。
墜落原因とその調査をめぐる問題について更に知りたくなったときは「隠された証言」、遺体回収・検死を巡るドラマについて更に知りたくなったときは「墜落遺体」など読むと良いでしょう。

ノンフィクションの快作
(2007-02-07)
非常に高いレベルのノンフィクションだと思う。行き届いた取材、過不足の無い表現、そして構成。悲劇を題材にしながら感情が先走らない、冷静な著者のアングルと筆が素晴らしい。しかも、事故から僅か1年で出版されたところが驚きだ。

やはり謎が残る日航123便の墜落原因
(2005-12-21)
内容に関しては非常に専門的で難しい部分もありますが、4人の生存者の一人である当時の日航フライトアテンダント落合さんへのインタビューが光ります。落合さんの証言では、急減圧はなかったということになり、そうなると圧力隔壁が事故の最初の原因ではなかった可能性が浮上します。何らかの原因で垂直尾翼が先に破壊されたのではないかという疑問には、もう答えることはできないのでしょうか。
日常的にハイテクマシーンに頼り切っている私たちの生活が、ある日突然危機的な状況を招く恐ろしさをも追求した大変いい書籍だと思います。きっと他の関係書籍も読みたくなってしまうでしょう。

講談社ノンフィクション賞受賞作
(2005-09-19)
墜落するまでのプロセス、機内の様子、生き残った人の証言、死亡した
人々のそれぞれの人生、遺体の処理、残された人々と事故を起こした会
社の対応・・・。終盤間際までは圧倒的な筆力によってこの事故につい
ての詳細を明らかにしている。ただし、最後の原因について述べるとこ
ろで獲物が大きすぎて息がきれてしまったのか、あきらかにテンション
がダウンしてしまっている。前半と違い、ここにあるのは、システム、
ジャンボ機及びジャンボ機を作り出す巨大なシステムへの漠とした不安
感しかない。
あとがきなどは、この「原因」の部分を鋭いと褒め、それにひきづられ
たのか、安っぽい文明批判、技術批判を書いてしまっている。

