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新潮社
カテゴリー:Book
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発売日:2007-01-24
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カスタマーレビュー ![]()
料理本としてはちょっと残念。。。
(2008-03-23)
白州次郎・正子ファンなら持っていたい一冊であることは確かです
でも、軽やかにして生活の匂い、味わいの濃厚な名著「向田邦子の手料理」に比すれば
いささかお行儀が良すぎる一冊ですし、辰巳芳子の、それこそ命がけのスープレシピ本
「あなたのために」を思えば中途半端なレシピ内容。。。
値段は「あなたのために」とあまり変わりません。あるいは「向田邦子の手料理」よりも
1000円も高い。本書をわざわざハードカヴァーにせねばならなかった理由がよく
分からない。「向田」は手元に置いて、毎日の献立の参考にしたくなるソフトカヴァー、
「辰巳」は、頑張って作るぞ!と気合を入れてテーブルに開く重みが必要なハード
カヴァー。。。では本書は?どちらにも当てはまりません。読むにも作るにも半端な
内容です
白州ファミリーを神格化する気持ちは僕にもありますが、やっぱりちょっと高過ぎます
因みに、骨董という点でも「向田」本のほうが役に立ちます
残念、かな(でも白州夫妻ファンだからいいけど)

武相荘の食卓
(2008-02-28)
稀代の骨董収集家であった白洲正子さんの貴重なコレクションが拝見できます。
武相荘流テーブルセッティングと言ってもいいでしょう。
レシピはメモ書き程度に添えられており、正確な分量はわかりません。
ただ、どのレシピも今の時代、ネットを検索すればすぐに見つかります。
そういった情報も一緒に参考にしてオリジナルレシピを考える楽しみもあります。
昔の食材を使っているので、今では入手しやすく、フカヒレ以外は手ごろでごく普通に入手できる食材ばかり。
奇をてらったような調味料の使い方やプロはだしのテクニックなどはありません。
そんな中でここまでベーシックな素材を武相荘流にユニークに工夫されているのが非常に興味深いです。
レシピ本としては初心者にお勧めできるものではありませんが、器と布、料理の盛り付けなどはあまりにも斬新ですばらしく、鮮やかで、生活のぬくもりがリアルに伝わってくるようです。
レースにフランスの田舎の絵つき陶器、インド更紗やブロックプリントに和の器、洋の器をあわせたりと、アイデアがたくさん。
洋食器に和食なんて、と思ってきたんですが、エスニックの布でこんなに深みが出るものかと目からウロコでした。
かわいらしいカキ氷グラスもたくさん出てきます。
ファンシーすぎず、渋すぎない。
なんというか、濃ゆいビジュアルです。
でも、一人暮らしのマンションでも、大家族の食卓でも、意外に場所を選ばず、日本の家庭ならどんな食卓にもマッチしそうなアレンジです。
しいて言うなら器とその風情?
かなり使いこまれていて高価そうな焼き締め、織部などの皿が大小たくさん並びます。
ただ、これをお手本に、自分なりの作家ものの器をいくつか探してみるのもありでしょう。
いい器は献立や料理を教えてくれる、そんな筆者と正子さんの声が聞こえてきそうなすばらしい一冊です。

コメントが面白い美しい写真集
(2007-08-22)
書籍タイトルになっている名士ふたりのお子様である著者がふだん作っていた料理を、稀代の名品である数々の食器にのせて美しく饗応している内容です。
結婚なさってすぐにご実家を出られて、旦那様に「誰が食わせてやっているんだ」と言わせないよう、それまでしたことのない料理に情熱を傾けて日々つくられたそうです。それを聞きつけたご両親からリクエストが入るようになり、おふたりの口にあわせて工夫をこらしたという逸話に感動しました。
しかし一般人が作るには豪快すぎ高価すぎるような気もします(笑)。
ある種の美術書として楽しませていただきました。

タイトル通り、夫妻の食卓の様子が伝わってきます
(2007-02-25)
白洲次郎・正子夫妻の娘である著者が、よく夫妻に出し、喜ばれていた料理の数々を、美しい写真で紹介したものです。掲載されている料理には、松茸や、ふかひれといった、夫妻一家ならではの高価なものものもありますが、結構、庶民的なものも混じっています。また、嬉しいのは、料理に合わせ、使われていた器の数々が、簡単な説明と合わせ、紹介されていること。料理だけでなく、器も紹介されていることで、より、夫妻の当時の食卓の雰囲気を知ることができます。
また、さらに嬉しいのは、その料理にまつわる夫妻のエピソードを紹介してくれている点。これを読むと、夫妻も、案外、普通のお父さん・お母さんだったんだなあ−とりわけ次郎氏−ということがわかります。
お値段も高い本ですので、全ての方にお奨めはできませんが、夫妻のファンで、その生活の一旦をかいまみたいという方にはお奨めの本です。

