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海保 真夫

中央公論社

カテゴリー:Book

セールスランキング:262093

税込価格:¥ 740  (定価:¥ 740)

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発売日:1987-07

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カスタマーレビュー

人名とかが英語読み?なのですよね  (2007-11-24)
昔々、まだ塩野七生の呪縛に囚われていた頃にこの本を読んだ際にはいまいち物足りなか
ったと思ったのは事実。今こうして時を経て読み返してみると、結構な良書であると再認
識した。
タイトルが「ボルジア家」なのでボルジア家興隆の礎を築いたカリスト三世ことアロン
ソ(アルフォンソ)・デ・ボルハから、三世ガンディア公(チェーザレの弟であるホアン
がスペインに遺した子供)とその18人の子供達までの時代を扱っている。
当然というかこの一族は桁外れというかチェーザレ以外にも興味深い人間を輩出している
ということをこの本で知ることができた。ちなみに、その18人の子供達からは聖人1名、
枢機卿2名、新大陸の征服者、殺人犯等々と振幅のある一族であることを遺憾なく発揮
している。とりわけ圧巻なのが死後列聖された長男のフランシスコ(フランチェスコ)
である。彼はイエズス会三代目総長でさえある!!

そして物語はそのフランシスコが死ぬところで終わる。

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少し物足りないけど  (2005-04-20)
ヴァチカンにおけるボルジア家の興亡を
かなり急ぎ足で紹介した本である。
ボルジア家全体の話としては興味深いのだが、
文章もさらりとしていて、内容がちょっと物足りない気がしてしまう。

そもそも「ボルジア家は陰謀と悪徳の一族である」と認識していない者にとっては、
筆者が一生懸命になって、
ボルジア一族だけが突出して残酷なわけでも陰謀好きなわけでもないと
強調してみてもむなしい。
じゃあ、結局は名前だけが変に有名で、
たいしたことない人々なんじゃないかと思ってしまうだけである。
特にアレッサンドロ6世の外交や政策の特異性とか、
チェーザレ・ボルジアの武人としての能力とか政治手腕とか、
具体的な話が少ない。
小説ではないのだから仕方ないが、
なんとなく薄味の本だった。

チェーザレ・ボルジア没落後のボルジア一族についても
少し書かれているのが良かった。
とくにイエズス会の聖人を輩出している話など、興味深い。

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