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日本放送出版協会
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カスタマーレビュー ![]()
良書です。
(2006-03-01)
第1巻に引き続き、ハリー・マーコビッツ、フィッシャー・ブラック、マイロン・ショールズなど、金融工学の世界では
権威と言っていい人たちへのインタビュー満載の内容になっていて、これだけでも十分読む価値があると思う。
ただ、インタビューする側のNHK取材陣の発言(意見)はほとんどなく、一方的に話しを聞く形になってしまっているので、
インタビュアーとしてのレベルが低いのでは思ってしまう。せっかく今回の取材にあたり、勉強会など開いて金融について
学ばれていたのだから、もう少し自分たちの意見を相手にぶつけてみてもよかったのではないかと思う。
とは言いつつも、これだけの著名人へのインタビューを集めた本はそうそうないと思うので、
そういう意味では第1巻同様、良書と言っていいと思う。

深遠な金融業界に迫る!
(2005-07-03)
驚愕の金融世界を紹介するドキュメンタリーの第2弾!
第一弾に引き続き、今度は金融世界で誕生した理論の紹介やそこに生きる人々のドラマをさらにクローズアップする。
シカゴで通貨の先物取引市場が誕生・発展した背景をドラマティックに描き、ノーベル経済学賞受賞者が参加するドリームチーム・LTCMを紹介する。
そして、ノーベル賞受賞の決定打となったブラック・ショールズ理論は、日本の数学者が戦中に考案した「伊藤の定理」が重要な基礎になっていることを最後に教えてくれる。その定理の発見者である伊藤清が東大理学部数学科を卒業し、当時の統計局(現在の統計数理研究所)で勤務の傍ら、自費をはたいてドイツの潜水艦で運ばれた論文と格闘した逸話を本人へのインタビューから紹介する。
金融工学が経済学や数学といった様々な分野の複合的な成果であることが少しづつ明らかになる。

「金融工学」に触れる
(2004-11-13)
金融工学ってとっつきにくさから、
あるいはその複雑さから
よく槍玉に会う。
あるいはスケープゴートにさえなる。
しかし、この本を読めばそういう誤解も
少しは解けるのではないだろうか?
この本は金融工学を賞賛した本ではない。
むしろ、金融工学を駆使した人の栄光と挫折が描かれ、
その限界を詳細に示している。
しかし、金融工学がもたらすことを過大評価していないし、
また、金融工学が全く役に立たない、
あるいは魔物である、みたいな事実無根のイメージ論も書いていない。
ただ、ありのまま金融工学を描き、
それがゆえに、LTCM等の破綻が描かれながらも
読者は、金融工学についての正しい知識を深め、
未知から来る根拠の無い恐怖心はなくなるのではないだろうか。
そういう本は実は少ない。
わけが分からないことに関して、
その内情をじっくり知り、
どういう可能性、パワーを持っているのか
(事実、LTCMは空前の利益を当初計上していた。)
そして同時に、どのような限界があるのか
(事実、LTCMは吹っ飛んでしまった。)
それを正しく学べる点で、
この本はすばらしい。
ぜひ読むべきだ。

非常にエキサイティングな一冊です!
(2004-11-09)
恐らく現代の金融ビジネスの最先端を理解する上で本書ほどうってつけの本は無いであろう。特にこのマネー革命(2)は、ブラックショールズ理論やMM理論など現代の金融工学で必須と言われる理論を、それを開発した世界トップの経済学者へのインタビューなどを交えながら解説するあたり最高の教材といえる。
ちなみに本書のNHK取材陣は全員が金融工学の素人で、彼ら自身必死で学びながらこの番組が出来たという。そういう彼らだからこそ、これだけ分かりやすい本が出来上がったのだろう。また本書は、金融関係者は言うまでもなくメーカーやサービス業に従事されている方、家庭の主婦、学生などの方達が現代社会を金融(工学)という切り口で見、最先端の金融ビジネスを身近に感じることができる最適の本だと思う。

シリーズ3巻のうち2巻が一番おもしろい
(2004-08-15)
金融に興味がある人は、あっという間に読み終わってしまうでしょう。ノーベル経済学賞を受賞したマーコビッツやシャープ、ミラー、ショールズ、マートン、サミュエルソンまで談話があり、彼らの人柄がわかる気がする。また、マネー革命を全部読めば、ヘッジファンドや金融工学とは何かがわかると思います。

