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早川書房
カテゴリー:Book
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発売日:2008-05-23
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カスタマーレビュー ![]()
《完全記憶》の主人公。
(2008-10-12)
この作品の主人公は、《完全記憶》の持ち主です。これは、作者から読者に向けた、いわゆる《読者への挑戦》でしょう。この挑戦に受けて立つ《根性》のある人には、本書をオススメします。最後まで読めば、きっと後悔しないと思います。

ジョナスの帰還シーンに涙
(2008-05-29)
SF読みなのでSFな設定が顔をのぞかせる場面が好きです。3章の『緑の人』は未来からの来訪者。この世界には様々な時間/空間/宇宙からの来訪者が紛れ込んでいる。12章の『ノトゥール』と、18章近辺のぬめぬめしたものはセヴェリアンの追手が放った宇宙生物。3巻ではもっと恐ろしいサラマンダーが暴れまわる。16章の『ジョナス』は不時着した宇宙飛行士。機械の体はブリキマンやスキャナーを連想させる。転送装置で宇宙へと戻る場面ではスタートレックお馴染みの帰還シーンが脳裏に浮かび思わず涙。25章の『神殿奴隷』は異星人。ビーム兵器を使う。4巻には彼らに関する短い解説が付いている(旧装丁版では)。4巻では北方人との戦争が描かれるが、神殿奴隷が供給すると思われるエネルギー兵器や飛行兵器が登場する。28章の『水の精』は水棲人だ。この登場シーンは絵的に怖い。この時代、アジアの一部が水没したことがどこかに書かれている。作者は未来世界を淡々とファンタジーの世界観で描写していくが、3巻から4巻へと次第にSF的背景やガジェットが炸裂していきます。

