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文藝春秋
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カスタマーレビュー ![]()
すご〜〜〜〜〜ぃい!!!!!
(2008-11-13)
今まで読んだ本の中で一番です!!東野圭吾さんの作品は好きで何冊か読んだことがあるけどもっと好きになりました。最後の最後までトリックがまったく分からなかったです。さすが、直木賞受賞作品!まだ読んでない人にはオススメの作品です!!

どうかな
(2008-11-08)
まあミステリ小説ですから、殺人を軽く扱うのは仕方ないと思いますが、ホームレスといえども殺人を犯すことと、愛している人を出頭させることとの軽重を比較するとどうでしょうか。最初の殺人は正当防衛でしょう。ホームレスの殺人は、愛している人を守るためとはいえ、利己的です。自分の利益のために行ったことで、決して庇護すべきではありません。天才の頭から発したとは到底思えません。腑に落ちません。納得がいきません。涙なんか到底流れません。愛している人を救うために何の関係もない人を殺す人に同情はできません。

世の中どうなってるんだ
(2008-10-28)
友達がトリックがアリかナシかと問うて置いておった本。
トリックとしては昔からある手段なので一応アリなんでしょう。
小説というか「読み物」としては、殆どト書き文なのでナシというか
「よく出版できたね」と思いました。ダルマという男の好きな相手の
水商売勤務らしき子連れの女性の性格や風貌、雰囲気などはまったく描かれず
(どんな服装、どんな顔つき、柔らかいのか/しっかりした雰囲気なのかまでも)
よって「女」という以外の何の人物像も浮かんでこない。
ここはダルマという男が犯罪を犯すきっかけになった女として、
最後に誰もが感動するらしきヶ所、キモにあたるところだと思うので
これじゃ酷すぎます。
ここまで何も書かれていない人物もはじめて読みました。
よって「女が描かれていない」というより「余分な人を描く気がない」。
この読み物の最後に用意されてる「女への崇高な愛」というオチがあるから、
そこですべてまかなえる、だからあえて「女の中身」を描き込む必要が無い
...てことなんすかね。
と、こんなことくらい書いてる側は解ってるはずで、これが確信的な手抜きだったら
「小説家ならず」推理小説だから許されると思ったのなら「読み手を舐めてる」
ということだと私は考えます。読み物系新幹線本だった東野圭吾さん、分不相応な
評価がついたなあというのが正直なとこ。
売文とは書かないけど限りなくコストを削減してリーダビリティのみに特化してる
シビアな職業作家ですね。
これが直木賞とはあきれます。選考員を見直す必要があるんではないでしょうか。

純愛?
(2008-10-23)
東野氏の作品はまだ5作品ほどしか読んでいませんが、いずれも根底に報われない純愛というべきものが存在するように感じました。その意味ではワンパターンとも言えます。いずれも、いわゆる不器用な純愛ですが、筆者は心理描写が基本的に不得手ではないかと思います。そのため、読者の想像にまかせる部分が少なくないのですが、それがいい方向に作用する場合とそうでない場合があるように感じます。それで、今回は稚拙さの方を強く感じてしまいました。この物語で一番どこに驚かされるかというと、それは献身の仕方です。トリック自体はたいしたものではないのですが、ある意味、これは献身といえるべきことなのか、私的には理解できません。なんとなくディケンズの「二都物語」を連想したりもしましたが、献身か自己満足か、一見あまりに自分勝手な行動のようにも思えます。ここの心理描写が、つまり献身と読者が納得できるかどうかの説明にはやはり筆力が不足しているように思います。「あっ」とは思うけど軽い、心の底から揺さぶられるような衝撃はありません。もちろん、そのようなものを期待して読む作品ではないのかもしれませんが。読んだあとに余韻が残るものでもないように思います。しかし、「トリックスター」としての才能にはやはり驚嘆してしまいます。

とにかく終盤で一気に泣いてしまった。
(2008-10-17)
【少々ネタバレあり】
まる1日で頭から一気に読み終えました。 まさか…まさか石神がそこまで考えてたとは…自分の手を汚してたとは思ってもいなかった。 どんでん返しでいい意味で期待を裏切られました。 石神が花岡靖子に対する愛に泣かせられました。 どうすれば石神の為にもなるのか…このまま花岡靖子は工藤と幸せになるべきなのか…それがせめてもの石神への救いになるのか。と複雑な心境になりました。 ラストは納得のいく終わり方でしたが…やはり切ないです。はたして、石神が流した涙の意味はなんだったんだろうか。 なんの為に…愛とはいえこれは立派な罪人である。 だが最後の石神の叫びは痛々しかった。 自分を犠牲にしたうえに好きな女さえも守ることもできず目的さえも生きる意味さえも打ち砕かれた彼の心の叫びは今でも頭から離れない。

