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河出書房新社
カテゴリー:Book
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発売日:2004-12-21
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カスタマーレビュー ![]()
問題作?傑作?
(2008-03-14)
ゴーリーは評価が二分しやすい作家だが、この作品ほど真っ二つに分かれるのはない。
全てを描かないからこそ何かを訴える絵、気味の悪い字体、そして破滅的な二人の人生。
冷静かつ冷酷な傍観者に徹したゴーリーの才を感じるが間違っても「マイ・ファースト・ゴーリー」にするべきではない(自分はそうだったのだがよく周囲から呆れられる)。

「どうにもならないこともあるんだ」を伝える作品
(2007-05-06)
作品の内容はタイトルの通りおぞましいものでした。でもそれだけでなく、そのおぞましさの中にある悲しみとかどうすることもできない、いやできなかった二人の一生見せつけられた感じがします。特に、彼女が壁のシミを舐めているシーンはぞっとしました。
ゴーリーの作品は、簡潔な文章で表現している点もいいが、絵の表現力は本当にすごいと思います。あの絵には、全てが詰まっているのでそれだけで事足りてしまう、だからあの文章でいいんだと感じました。

子供に見せてはいけない
(2007-04-11)
ゴーリーさんは薄ら寒いメニューを何度も考えたそうです。
この話には、その薄ら寒さが全体に漂っています。そして、救われない話。
殺人の部分に目が行きがちですが、これはほかの事も言っていると思います。
2人の寂しい人生と、その過程の話。殺人はそこの過程でしかない。
絵本ですのでとても薄いのですが、その中にとても深いメッセージがこめられている、と思ってしまうのです。
私は経験が足りないのか、その中身はまだ分かりません。
とても魅力のある絵本ですが、子供に見せる本ではありませんね。
大人の絵本、子供には重すぎます。

おぞましい二人
(2007-01-26)
この作品は、かのエドワード・ゴーリー氏が、イギリスで実際に起きた子供殺しの夫婦の殺人事件を、基に絵本化したものです。
ゴーリーのインタビュー集「どんどん変に・・・」にもでてきますが、この作品は、ゴーリー自身がたった一つ、絶対に書かなければならなかった本、と言っています。
ゴーリーは彼自身のどんなに残酷な作品も、本当に怖いものとは呼びたくないと言っていて、本当にホラー並の絵本を書くことは、この作品を除いてはなかったと、言っています。
つまり彼にとって「The Loathsome Couple」は、特別な作品であったということですね。
細かい場面(足首の太いところや、朝食の場面や、鼠を投げられる場面)が、とてもよく出来ていたと思います。
意見は人によってぱったり分かれそうですが、まず読んでみてください。

おぞましい…
(2006-03-18)
最初に読んだ感想はタイトル通りおぞましい!!でも30分おきによみたくなるのです。そして決まってテンション下がるのです。
段々よんでいくうちに細かい所にきがついていろいろおもしろいです。でも、くれぐれも世界に入り浸りすぎて、ぽけ〜っと家の外にでないように…

