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手塚 治虫

光文社

カテゴリー:Book

セールスランキング:3674

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レビュー(Amazon.co.jp)

???手塚治虫による、タイトルどおりの「マンガの描き方」の本。1977年初出のものを、文庫化。

???著者が想定している主な読者は「今まで描いたこともなかった人」。落書きから始めればいい。紙と鉛筆さえあればいい。手塚は、繰り返しそう言う。そして、「省略、誇張、変形」という基本的な考え方やそれに基づく絵の描き方、実際にアイデアを「ひねり出す」ための「問題集」、など具体的なテクニックを惜しげもなく披露し、漫画の世界への扉をいっぱいに開いてみせる。例えば、「いろいろな顔をつくろう」と題した見開きページ。まゆげ、目、鼻、口の4つのパーツがそれぞれ8つのバリエーションで右ページに描かれ、左ページにはそれぞれを組み合わせて32パターンの顔の例を並べていく。これなら描けるかも…と著者の思惑通りについ手近な紙に落書きしたくなってくるような楽しさ、わかりやすさである。

???一方で、読み飛ばしてもかまわない、と前置きしつつ本格的な技法や印刷などの専門的な知識、そしてプロを目指す人や新人漫画家への厳しいメッセージも幾度も顔を出している。後半になるにつれその傾向は強くなり、手塚ファン、漫画ファンには読み応えのある記述が並ぶ。「(アイデアを生む苦しさについて)ぼくだってこうなのだから、みなさんだって労力や努力を惜しんではいけない」。「ぼくの漫画から、戦後の長編漫画が確立されたと、気の弱いぼくだけど、これだけはそう信じている」。漫画の「神様」であった手塚の、漫画界を引っ張る者としての自信と責任感、後輩たちを育てることへの熱い思いに溢れている本。巻末に収録されたQ&A形式のあとがき、夏目房之介の解説も興味深い。(門倉紫麻)

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カスタマーレビュー

歴史的価値  (2007-09-16)
マンガの神様が マンガを語り 分かりやすく解説してくれてる! それだけで歴史的価値観があるのではないでしょうか? 
いろいろなマンガ家さん達が この本で勉強してきたという事実もあります。
30年まえに読んで感動しましたが、もう一度 買おうと思っています。

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漫画の描き方と言うよりは手塚氏の漫画理論  (2007-05-22)
漫画なんて描かないし描けない私ですが、かの有名な手塚氏の本ということで読んでみました。
漫画の描き方と言うよりは手塚氏の漫画理論です。
今まで漫画はただ漠然と読んでいたのですが、なるほど漫画の理論とはこういうことなのかと思いました。
本書は1977年に出版されたものの再版なのですが、今の漫画でも通用することばかりに思えました。
手塚氏は本格的に絵画を勉強していないことにコンプレックスがあったそうですが、
画力が高くてもつまらない漫画もあれば、絵が下手でも面白い漫画はあります。
それが何故なのか分かったような気がしました。

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聖書  (2007-03-11)
お世辞にも売れていないけど商業誌で自分の作品が載るようになってもう8年。単行本も2冊出してもらったけど、正直めげてしまいそうなつらいことが多い。そんな時氏のこの本を読み返して勇気を分けてもらう。もう何十回読んだかわからない。この本と出会って漫画描きになった。これから漫画家になろうとする若い人には古臭い内容に思えるかもしれないけれども、本質的な部分は変わらないので要ご一読を。

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手塚治虫の花伝書−−巨匠の驚くほどの謙虚さが感じられる本  (2005-05-19)
私は、この本を、1970年代の初版本で読んだ。平易な文体で書かれた、楽しい本であるが、その内容は、題名の「マンガの描き方」と言ふよりも、マンガとは何か?と言ふ問いへの、巨匠(手塚治虫氏)の内省である。軽い本の様に思はれそうだが、この本は、手塚氏の芸術論であり、巨匠のマンガへの姿勢を知る上で、極めて重要な一書である。−−この本を書いた当時、巨匠は、栄光の頂点に在った。それにも関わらず、この本を読んで印象ずけられる事は、手塚氏が、何と謙虚な人であったか、と言ふ事である。そして、この本を読むと、手塚氏が、マンガは、人間社会において何が出来るか?と言ふ問いを絶えず考え続けて居た事が強く感じられる。そうした意味において、この本は、手塚治虫の花伝書であると、私は、思ふ。(西岡昌紀・内科医)

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漫画を書く意義が語られています  (2005-05-12)
「マンガの描き方」というタイトルから、技術本という印象を受ける
かもしれませんが、技術的な話はあまりなく、技術本というよりは、
読み物です。

内容としては、

・初心者が「マンガを描く」ためには、どういうことをすればいいのか
といった最初の動機付け。

・魅力ある「マンガ」とはどういうものか。

・「マンガ」と教育の関わり。

・・・など。マンガに対する手塚先生の考え方が述べられています。

最近のマンガは、絵の技術は相当高くなっているが、どこかしら
似たような展開のものが多いと思います。

マンガは、アイデアが重要で、絵は「省略、誇張、変形」という
単純だが特徴をもつべきだという主張が一貫して述べられています。

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