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浅井 建爾

実業之日本社

カテゴリー:Book

セールスランキング:3828

税込価格:¥ 800  (定価:¥ 800)

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発売日:2007-09-19

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カスタマーレビュー

地図のトリビア  (2008-08-11)
主に廃藩置県から引きずっていることが多いようですが
ん?そんなことも?こんなことも?とトリビア的な
内容がたくさんあります。
有名な和歌山県の飛び地は政府の勘違いからだったらしいし
また、住民の意思も強く反映されるのだということもあるらしい。
奈良県も一時期大阪府やら堺県に併合されていた時期も・・・。

今なお、県境未定地が23県にあるのだとか。
県境、市町村境が全て確定しているのは、
栃木、福井、奈良、島根、山口、徳島、愛媛、高知、長崎
の9県のみだそうです。

国境未定地についても述べられています。
すなわち、北方領土、竹島、尖閣諸島。
国境もそうだが県境や市町村でも利害関係が
絡むと問題になるのだが、行政を運営して行く上で
特に支障がない場合、地元住民も県境未定地を
知らないことが多いらしいです。

その他面白いのは、山形・新潟の間に幅1mで7.5km続く
福島県。


地図を見るのが好きな人にはたまらん1冊かも。

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地理と歴史の勉強になる雑学本  (2008-07-05)
47都道府県体制が誕生するまで、およびその体制の下で県境が今は確定していても決着に至るまでに紆余曲折の歴史があったことに多くの頁を割いており、地理的興味と歴史的興味の両方を満足させてくれる雑学本である。県境争いは江戸時代の幕藩体制、廃藩置県、明治政府の府県の数の調整にその淵源があることが多く、的確な地図と簡潔な説明で代表的な事例の歴史的背景・経緯を知ることができる。そして、十和田湖が県境未確定であることは知っていたが、今でも全国47都道府県のうち23都道府県に県境未確定地があり、あわせると岩手県の面積に匹敵するとは驚きであった。漁業権をかけた争いが多いのが興味深い。全201ページの新書で地図が多いからすぐ読める。私が知る限り、県境を巡る謎にフォーカスしたコンパクトな書物は本作が初めてである。地図と歴史が好きな人向きの、気軽に手にとって楽しむのに手頃な本であり、読後には日本地図を眺める面白さが増すことは間違いないだろう。

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読みどころ満載です  (2008-07-01)
知らなかった!驚いた!というタイトル通りの内容です。ちょっとした機会に友人に本に
載っている話をすると、想定以上に盛り上がります。
地図って眺めているだけで面白いものですが、まさか日本にどの都道府県にも属さない
地域があるなんて思ってもみませんでした。また明治時代の廃藩置県のあとで県境が目
まぐるしく変わる事態に住民はついていけなかっただろうなあと思いました。一気に読
めます。雑学、うんちく好きの方にはピッタリの一冊です。

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賛否両論ありますが…  (2008-04-13)
近年数多く見られる雑学本の中では
きちんと作られている方ではないでしょうか。
日本の県境という地理的な事象を
歴史的な視点で読み解いており、
たいへん興味深い内容でした。
各事柄の記述には多少の浅さは感じますが、
手軽に読むにはちょうどよい分量ではないでしょうか。
雑学本としては十分及第点を与えられると思います!

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掘り下げがアサイよ!!  (2008-03-23)
 売れているようだが、著者は境というものの本質を知っているのか、きわめて疑問だ。それは、山形・宮城県境で起こった蔵王県境事件の記述に象徴されている。
 1995年の阪神大震災の直後に民事訴訟の判決が下されたことを、著者は見落としているか、故意に無視しているのだ。県境裁判自体は述べられているものの、境争論の常識から大きくはずれたものであることを著者は理解できていない。
 この訴訟は2つのリフトを建設した企業の間で生じたものだが、一方は国と県を抱き込んで、相手側のリフトが県境をまたいでいると主張し、認可手続きを遅らせ、その結果として、この企業のリフトが早く完成し、優位に立ったのであった。
 そのために、境争論の常識では、我が方がもっと広い!!と主張すべきところを、宮城県側がもっと広いのです・・・、と山形県側(県と、当該企業)が申し出る、という、異例の事態となった。このことだけみても、この訴訟が常識では判断しかねる異常なものであったことが容易に理解できよう。県境問題を取り上げるなら、その程度の知識を持ち合わせていないと、著者として失格なのでは!?
 ちなみに、この訴訟は刑事事件としては被告の勝訴となったが、その後に起こされた民事訴訟(1995年に判決)では、仙台高裁で原告の逆転勝訴となった。その判断基準は、江戸時代の国絵図と明治の5万分の1地形図の境の表現のどちらが正確であるかであった。いうまでもなく、スカイラインを描いたにとどまる国絵図よりも、実測と現地調査に依拠する地形図の表現が正しいことは明らかであるのだが、著者には、境界争論の本質を、もっと勉強してもらいたい。

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