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ダイヤモンド社
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レビュー(Amazon.co.jp)
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???6843億円の赤字を抱え、瀕死の状態だった日産を3310億円(過去最高)の黒字へと導いた奇跡の男、カルロス・ゴーン。本書は、そのキャリアと経営哲学・手法、プライベートについて語った初めての本である。プロローグにあるこんな一節が、本書の性格をよく表している。「人が白旗を掲げて降参するような厳しい状況で会社を立て直す―― どうしたらそんなことができるのでしょう?(中略)ぜひゴーン流マネジメントの秘訣を教えてください―― この種の質問を浴びせられるたびに、私は途方に暮れてしまう」 ???本書は、ゴーンが経営の秘訣について語ったものではない。本書に著されているのは、知られざる彼の学生時代からミシュラン、ルノー、日産までのキャリアの記録であり、そこで彼が下した決断の数々である。とはいえ、30歳という若さで南米事業を統括するCOOに就任し、ハイパーインフレに悩まされるブラジル事業を成功に導いた話や、北米事業のトップに就任し、ユニロイヤル・グッドリッチを統合した話、ルノー、日産を瀕死の状態から復活させた話などは、究極のケーススタディーといえるかもしれない。また、彼が折々の決断にどんなポリシーを持って臨んだか、状況をどう分析し対応したか、といった話も参考になる。 ???本書にはまた、転職の話や家族の話、友人の話など、彼自身のプライベートについてのエピソードが数多く紹介されている。たび重なる転職・移住を前向きにとらえ、協力を惜しまなかった妻の話や、良いアドバイスをくれた友人・上司の話などは、どんなときでも誠実さを忘れなかった彼の人柄とあいまって、成功するビジネスパーソンに必要な要素とは何かを考えさせてくれる。グローバルに活躍するビジネスマンとしてのゴーンの人生は、非常に劇的で、それだけでも読む価値がある。(土井英司) |

カスタマーレビュー ![]()
企業再生の手法には普遍性がある
(2008-09-28)
ゴーン氏が言葉もわかならい国にやってきて短期間に経営改革をやってのけたことを改めて考えると事業再生の手法には普遍性がある、ということなのだろう。ただ単にコストカットやリストラをするだけでは下手をすると労働争議にさえなりかねなかったが、そうならなかったのはゴーン氏が異文化コミュニケーションの経験が豊富で人から信頼される人格者であったからであろう。そして決断の速さと実行するスピードはやはり若いからこそやりぬけたのだと思う。日本的な組織運営は順調なときはうまく機能するけれど経営が傾き始めると方向転換できないのは太平洋戦争当時の陸海軍と変わらない。

カルロス・ゴーン氏を身近に感じられる本
(2008-07-08)
レビューの評価が多いのと高いことにまず驚きました。
数年前が初見ですがいま読み返してみて感じること、
ゴーンさん文章がめちゃくちゃうまいですよね、訳がということもあるかもしれませんがこんなに近さを感じさせてくれるとはおもいませんでした。
なんというか半生記というか履歴書を物語風にしててたようなつくりなのですがとても面白い、
ルノーから日産への移転を決断する場面やはじめて就任した時の描写などとても細やかでわかりやすく、社会経験がまだまだ未熟な自分にとってとても新鮮でした。
アイデアは5%にすぎない、実行こそ全てという言葉が凄く説得力があります。
P158からの的外れな分析は正直こっけいで笑ってしまった、
いわゆる社長さん系の本のなかでも自分はとてもよかったとおもいます、よって文句なしに☆×5。
またたまに読み返したいとおもいます。

期待通りの本
(2007-07-28)
この本では、ミシュラン、ルノー、そして日産へきたゴーン氏の各社での仕事への取り組み、考えが紹介されています。
興味深いのは、ゴーン氏自身のターニングポイントはミシュラン(ブラジル)でのハイパーインフレ下でのCOOの経験だったと語っていたことです。
早く決断をしないと金の価値が下がっていく。。。
この時間感覚が、日産は”バーニングプラットホーム”に立っていると考えたのでしょう。
日産での話は、具体的な数字も多く、目標達成への執念が伝わってきます。
読んで面白かったのは、日産での話より、ミシュラン、ルノー時代の話です。
グローバルな企業の中でコミュニケーションの大切さを痛感させるエピソードが
多く紹介されています。 期待通りの内容でした。

カルロス・ゴーンの半生がわかる
(2007-03-18)
本書はカルロス・ゴーンの、経営手法的なことだけではなく、彼の幼い頃や学生の頃のことなど彼の生き方を知ることができる
それぞれの局面で何を考えどう決断したのか
彼の改革というと大規模なコストカットが有名であり、そこから冷たいイメージを持ってしまっていたが
この本によって彼の考え方、背景、信念、温かい一面も知ることになった
マネジメントの秘訣などなく、実際にみずから手がけ、試行錯誤し、多くの重要な決断を下すことによって学ぶものだ
試練を恐れず、仕事に緊張感を持ち、危機的状況に対応する。危機でない状況だった場合は新しい目標レベルを設定したり新たな挑戦を設けることで緊張感を保つ
これからのことから、彼がストイックで努力家であることがうかがい知れる
成長意欲の高い人には励みになると思われる

すばらしい人生哲学
(2007-02-27)
カルロス・ゴーン氏が自らの半生を振り返った書。プロローグに「マネジメントとは職人の手仕事のようなもので、秘訣などなく、実際にみずから手がけ、試行錯誤し、多くの重要な決断を下すことによって学ぶものだ」とある。確かにそのとおりで、ゴーン氏は何か特別な経営ノウハウを持っている訳ではなく、当たり前のことを愚直に取り組んでいるだけだと気付かされる。ただ常人と違うのは、明確で強固な人生哲学・信念を持っていることと、対立を恐れず筋を通す勇気をもっていることだと思う。

