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大和書房
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カスタマーレビュー ![]()
言われてみればなるほどと思う養老先生の話
(2007-01-19)
かなり気楽に読める(でも深い)、対談をまとめた一作。
基本的には養老先生のこれまでの考え方や主張を阿川さんが絶妙に合いの手をいれながら分かりやすく話が進んでいきます。
おそらく以前養老先生が指摘しているのであるが、いくつか気がついた新しい点として、「国語教育で反対語を教えるのは良くない。反対語と思われているのは常に補完語である。内と外、男と女とか。男と女を対立関係として捉えているからフェミニズムになっちゃう」。
これも以前養老先生と対談している山浦玄嗣の聖書を原典から気仙方言訳しなおした話として「愛」には二つの意味がある。神の愛と神への愛、すなわち上からの愛と下からの愛、原典のギリシャ語だと違う単語なのだそうです。
ですから汝の敵を愛せは、山浦さんは、敵といえども大事にしなさいと訳したとか。
日本人に個性はいらない(個は成立していない)と言う説明で、日本人の英語としてイエス、バット(ハイ、でも、しかし、実はこれはNoなんだが)が人間関係を切らないための行動だと言うことで示している。
気楽に読めるのだが、ある部分ではかなり真剣に頭を使わないと理解するのが大変でもある。その辺の事を阿川さんも、あとがきで、養老先生に「わかるでしょ?」と言われた時に、かなり作り笑顔で狼狽したようである。

阿川さんが好きな人にはオススメ
(2006-11-04)
「対談のプロ」アガワさんの新刊
ハードカバー1800円だが
買わねばなるまい!
最初はオスメスの話からスタートするが
「日本は無思想という思想の国」
「ミラーニューロンは気持ちいい」
「日本には『わたくし』なんて無い」
と、男女関係と全く無関係の話へと横道にそれつつも、そんな感じを出さずに次々と話は進む。
これを読むと、養老先生が「書いてくれ」と引っ張りだこなのも良くわかる。
まず、話が面白いし、どこか達観(というか諦め?)した処がある。
興味ぶかぁ〜い話なワケである。
何度でも再読できる対談本だ。
さすがはアガワさんだ。
なぜ、こんなにアガワさんが対談で人の話を引き出すのが上手いかは、東海林さだお先生が、
自書の中でのアガワさんとの対談で完全に暴露しちゃてるので、
興味のある方は(大人なんだから)そっちを自分で探して参照して下さい。

人は神を作らんとす。
(2006-10-22)
もうなんか、SFの世界そのもの。
しかしこのタイトルのように、男女のことについて脳味噌から説明してるところに恐れ入りましたね。
養老孟司は理系の科学者の癖して、客観という概念なんて存在しないとぶっちゃけちゃいました!
アチャー。
後の方になるともうそこは養老世界。いつもの節が炸裂します。
男は概念で女は具体的…そして日本こそ無思想という思想の国。
公私の別といい、ほぼ概念や認識のオンパレードとなりましたが、解り易かったですね。
脳天直撃、脳が蒸発するかと思いました。

理屈っぽい男と聞き上手な女の対話
(2006-10-21)
対談の中でのちょっとした面白い話や参考になる事項がありますが、コレといって印象に残らない本だと思います。
博学多識の養老さんに脱帽しながらも切り替えしが上手くて頭の回転が速い阿川さんにも適わない2人の会話のテンポの心地良さは感じられます。

軽く流そう!
(2006-09-23)
養老孟司氏の本は初めて。いまひとつ理解できないんですが…。阿川さんも時々そういうつっこみ入れてます。でも月並みですが、いろいろな面から(お好きな昆虫話とか、宗教や国の違いから)男女間の相違を考察されていて、「ほうっ」という感想ですかね。

