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東京堂出版
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カスタマーレビュー ![]()
Problems from the costumers' point of view
(2003-12-26)
この本は服飾史を世界史の視点から、或いは、教養として学びたい人にのみ向いていると思う。なぜなら、古代から近代に至るまでの服飾の移り変わりが、その社会背景と関連付けて体系的にまとめられているからだ。しかし、服飾史を勉強しようという者にとっては、次に挙げる二つの点が不満だった。
1.レファレンスとしての問題点
イラストは多数記載されている。しかし、そのソース(出典)が明記さ れていないため、Referenceとして使うことができない。さらにそれらのイラストの大部分がre-drawing(模写)であり、サイズが小さいため、衣装の詳細を見ることは困難である。
2.ディクショナリーとしての問題点
その時代ごとの特徴的な衣装の名称が、文中に繰り返し出てくるが、その名称の説明がテキストにも、図にもほぼ皆無である。
Readerが服飾の専門家ばかりだとassumeせず、専門用語はテキスト内で定義し、さらに図で示すなどといった配慮があればいいのだが。それに模写ではなく、実物(現存する美術品に描かれた衣装などの)の写真を多用し、その出典を明記してもらえるとありがたい。

分かりやすい西洋服飾史
(2002-01-23)
西洋の服飾の歴史が各時代ごとに社会史とリンクされながら簡潔にまとめられており、服飾史の入門書として最適だと思う。250ページ程の本で字も大きめなので読みやすい。説明には写真や図を多用しているが、トップページ以外はすべてモノクロなのでたまに見づらいのが残念だ。この本は以前にカラースライド集として発行された本を簡潔に再編したものらしいので、カラースライドと併せての利用を薦めるということだろうか。

