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日本教文社
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カスタマーレビュー ![]()
死後の真実は生の真実でもあるだろう
(2006-05-06)
あの世のことについて、佐藤愛子を読み、スエーデンボルイの訳の分からない翻訳を読んで本書に至った。
本書がいちばんはっきりしている。
体験したことがらがみな彼女の冷静で澄んだ知性で閲されていることがよくわかる、そういう文体で一貫しているからだ。
あの世のことにせよ、空中浮遊にせよ、彼女の言うところに私たちの疑いを差しはさむべき余地などまったくない。
しかし、世の中にはこういう本を読んでも、なおかつその言葉の真偽を疑う人が大勢いるのだろう。
読者が一人前の知性をもって謙虚に読みさえすれば、あの世の実在をほかの何よりも明確に納得させてくれる、本書はそういうふうに書かれている本だと思うのだが。
少し残念なのは翻訳。講演集ということで、親しみやすい表現になっているのはいいけれど、今時の話し言葉の稚拙さがそのまま出ている。
たとえば、「患者さん」の連発が、安っぽさと偽善の臭いを立ち込めさせることに訳者が鈍なのは残念。
原筆者の精神レベルを低めてしまう、それがどんな翻訳にもつきものの恐いところだが、今後の翻訳者の成長に期待したい。

死の受容
(2005-10-17)
「死に向かうためによりよく生きる」ヒントが散りばめられ、私自身が心底から「悔いなく死ぬためには、よりよく生きることが必要ではないか」では、「よりよく生きるとはどういうことなのだろうか」と考える契機になった本である。
至極もっともな事なのだが、人はこの世に生まれると同時に死に向かって生きているということ。
一部抜粋ですが、どれも心を打たれ、私たちの日々の生活をいかに充実させるべきか、また充足感をどのように持つことが本当の幸せなのかを考えさせられる、人生の指南書ともいえます。
「信じるかどうかの問題ではありません、知るかどうかの問題なのです。」「現実を回避することなく、痛みを受け入れ、呪いや罰ではなく、非常に特別な目的のために与えられた贈り物なのだと考えることを学んだ時に成長することができるのです。」
「決して軽んずべきでないのが、死を悼む人が、それまでどのように死別や喪失を体験してきたかということです。」

死後の真実とは?
(2002-12-30)
死んでいく事、生きている事に率直に答えています。「死ぬ事はマユから抜け出て美しいチョウになるようなものだ」という比喩的な説明もあります。また、「死後の命は永遠である」とも言っています。非常に興味深いのは、彼女がそのような結論に辿り着いた理由です。それは宗教や哲学からではなく、「死の臨床」データと経験からだということです。偶然とは考えられない一致。例外なく起きること。彼女はその研究から結論を導きました。
「永遠の命」「生まれ変わり」なんて神秘主義だとか眉唾ものだと思っている人も多いかもしれません。それでも彼女の言葉を聞いたら、数少ない幸運な人たちの一人、になれるかもしれません。
臨死体験に興味のある方にも面白い内容だと思います。

