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日本経済新聞出版社
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発売日:2007-02
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カスタマーレビュー ![]()
設備投資
(2008-04-15)
何冊か読んだのですが結局設備投資不足が原因みたいです。

正しい知識で資源の問題を考える
(2007-12-06)
石油の市場は、輸送コストの低さ等の理由から、現在単一の世界市場として統合されており、しかもかつての石油メジャーによる国際カルテルがあった時代等とは異なり、その価格はニューヨーク・ロンドンの石油先物市場によって概ね決定されている。「市場の再配分機能」により、特定輸入国に供給削減のしわ寄せがくることはかなりの程度避けられるのだ。ところが、石油は、それがかつて「戦略物資」として捉えられていたという時代的な経緯により、石油専門家以外の人たちの認識によって各国の政策や外交が動く。今は、純探鉱井掘削数は低下傾向にあり、商品ファンドからの市場への資金の流入により、原油価格は急激に上昇している。
しかしながら、著者は、原油価格の動向は世界経済のパフォーマンスによって規定されるとの認識を持っており、世界経済が今後景気後退期に入れば、原油価格が暴落する可能性は十分にあるとみる。過度に地政学的リスクを強調し、石油を「戦略物資」化するという様な愚を犯さぬよう忠告している。
その都度の印象論に囚われず、正しい知識で資源の問題を考える上で、本書はお薦めである。

エネルギー関係者にも環境に興味がある人にもお勧め
(2007-09-29)
石油の価格がスポット価格で大幅上昇しても、日本国内の物価はどうしてすぐに反応しないのか。それは、日本特有の長期契約体制にあります。中東諸国から長期契約で石油を確保しているので、スポット取引の影響はすぐには出てこないのです。
中国が各地で石油や天然ガスを買い漁っても、東シナ海の日本ほどに他の国が怒らないのは何故か。何故日本は東シナ海を掘削しないのか。それは、中国が目をつけたポイントの採掘コストが高すぎるから。そして、中国の資源外交は資源獲得以外の目的の方が大きいから。
このように、本書には、素人が到底うかがい知ることのできない資源外交・資源取引の現場のノウハウを、素人に分かり易い言葉で丁寧に解説してくれる良書です。
エネルギー関係者だけでなく、化石燃料の環境影響を研究する方にも是非お勧めしたいです。最近の石油価格の暴騰を見て、「化石燃料の価格が上がれば再生可能エネルギーに切り替わる」と信じている方、エネルギー市場は、そんな甘いものではありません。本書は、買い手を確保するための売り手の巧妙な戦略をも解き明かしてくれます。

この1冊で大丈夫
(2007-08-03)
この1冊読めば石油に関してかなりの知識がつきます。
石油に関しては先入観を持っている場合が多く、しかもそれが間違っているのがほとんどです。
この1冊だけでオイル・リテラシーを磨けます。

大幅な改訂版
(2007-02-20)
2年前に出版された本の第2版ですが、石油をめぐるこの2年の
世界情勢を反映して大幅に改訂されており、別の本といって
よいほどの違いがあります。
著者は内閣官房内閣参事官であり、国の中枢的な立場にいます。
本書は地政学的な分析に始まり、ピークオイル論がナンセンス
であること、近年の原油価格高騰の原因、米国、中国、ロシア
中東などの原油に関わる国からめて、天然ガスも含むエネルギー
論などが述べられています。
今後の日本が目指すべき方針についても具体的に書かれています。
石油、天然ガスなどのエネルギー物質を通しての世界情勢の視点
を広げたい方、投資的な観点から興味がある方などは興味深く
読めると思います。

