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日本経済新聞社
カテゴリー:Book
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発売日:2006-04
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まさに基本テキスト
(2008-05-02)
某メガバンクのIB部門にて部長職を勤められた方に、ファイナンス入門書として薦められて読みました。
(他にも上級編として「証券化入門(岡内幸策氏)」を薦められました)
私はエンジニアで、ファイナンス関連の知識は日経文庫程度の知識しか無かったのですが、
非常に読み易く、又、過不足無く様々なテーマをカバーしているため、以後の学習で枝葉を広げるにあたっての指針を得られたと思っています。
証券アナリスト一次試験の内容と被っている箇所も多かったので、
副読本としてもお薦めです。
簡略化した目次を載せておきますので参考になさって下さい。
第1部 新しい経営パラダイム
日本経済概説、企業価値創造プロセス、コーポレートガバナンス、企業評価基準
第2部 経営財務の基礎理念と基礎理論
現在価値、債権・株式の評価、リスク測定、CAPM、資本コスト、市場の効率性
証券アナリスト一次試験の内容ドンピシャです。
第3部 価値創造と配分の意思決定
投資決定方法、オプション、資本構成、配当政策
リアルオプションにも軽く触れられています。
第4部 資金調達と財務リスクマネジメント
社債と格付け、エクイティファイナンス、リスク管理・デリバティブ
ここも証券アナリスト試験と関係が深い内容でした。
第5部 経営戦略と財務政策
事業戦略、M&A、財務リストラ、インセンティブ制度について
第6部 価値創造パフォーマンスの評価
デュポンシステムによる財務分析から始まってDCF、EVA・MVAによるValuetion等々
マッキンゼー本(上巻)のポイントを抜き出した内容となってます。

「証券分析」と「財務分析」の橋渡しに
(2006-04-13)
かねてよりコーポレートファイナンスの定番書として親しまれてきたロングセラーの改訂版。イマイチとっつき難いコーポレートファイナンスの概念を、「証券投資」と「財務分析」の両面から紐解いて解説する構成は相変わらずお見事。さらに今回の第3版では、M&Aの本格化や会社法施行といった最新のトピックについてもキッチリ手当てされており、その完成度は益々高まった。ファイナンスを志す学生や経営幹部必携の書とされているが、実は証券アナリスト試験(特に2次)対策の隠れた名著でもある。
余談だが、旧版刊行時はバブル崩壊後の右肩下がりの時期だっただけに、本書に対して「所詮は机上の空論よ」と斜に構えがちな向きが多かったように思う。そんな不遇の時代を脱却し、日本経済が回復しつつある現在(2006年)に改訂版が世に出たのは、まさに時宜に適ったものである。景気の後退・回復の両局面を実感した今こそ、本書が広く世に受け入れられる土壌が整ったと言えるだろう。

