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日本経済新聞出版社
カテゴリー:Book
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発売日:2007-11-01
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カスタマーレビュー ![]()
やわらかい外見に真面目な中身
(2007-12-19)
圧倒的な総合知を有する著者が各科学分野に住まう12人の若手ホープと対談する。科学ルネサンスを担う著者の文化的諸運動の一環として出版された本と推察されることから、表紙は穏やかであるものの、内容は諸科学分野の芯を外さず要所をしっかりと遍照した外柔内剛の著者らしい本となっている。
「数学する脳。文学する脳」の小川洋子さん、「”遺体科学”が目指す文化としての解剖学」の遠藤秀紀さん、との対談などは著者のノっている感じが伝わってくる。とくに後者に関しては日の当たらない科学文化への注解者としての面目を見事果たしている。
平藤雅之さんとの対談「人類は桃源郷を実現できるか」はこの本のテーマとして掲げている多様性の核心をつく内容でありいくら掘り下げても掘り下げすぎということはないはずだ。平藤雅之さんの研究内容を更に深く知りたいという気にさせられたが、このようなシナジー効果も著者の狙いとするところであろう。
科学に興味はあるがブルーバックスまでは・・という中高生にも是非読んでもらいたいコストパフォーマンスの良さと多様性を併せ持つおすすめの一冊だ。

