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アイテム詳細

チームJ

日本経済新聞出版社

カテゴリー:Book

セールスランキング:43186

税込価格:¥ 893  (定価:¥ 893)

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発売日:2008-05-09

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カスタマーレビュー

判決の社会的意義を考えさせられる好著  (2008-07-14)
「最高裁判決」というと、絶対的なものとして妄信する傾向のあった自分自身を反省する良い機会を与えてもらった。ときに法律以上の社会的影響力を持つ「最高裁判決」に対し、現在の社会的文脈から捉え直し、冷静に論理展開していて、説得力があった。特に、第1章「正社員を守って増える非正社員の皮肉」は、1つの(それ自体は批難しがたい)判決が社会的に必ずしも望ましくない結果をもたらす「皮肉」がわかりやすく解き明かされていて面白い。第3章の「向井亜紀さん親子は救えるか?」は、裁判所の役割について、身近な例からじっくり考えさせられ、著者の結論に、私はすごく納得した。裁判員制度の施行を前に、私のような専門でない者でも、裁判のことをまじめに考えてみるための信頼できる教材として、本書をお勧めしたい。

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法と経済学をつかむテキストに推薦  (2008-07-09)
講義やゼミの討論用の素材として、喉から手がるほど欲しかった本が出版されました。

「法と経済学」の講義で、問題を考えるとき、実際の判例などを題材にすることが必要と考えます。なぜならば、学生さんが具体的な判例や事件をイメージした上で、理論的な分析を行うという思考のトレーニングが必要だからと思うからです。

本書の内容は、こうしたトレーニングを行うのに、必要不可欠な題材を提供してくれています。「法と経済学」の思考をつかむための、題材や解説が掲載されており、各章のメッセージも学生さんに知的な刺激を与えてくれるものと思います。

「法と経済学」を志している学生さんから社会人の皆さんまで、幅広い皆さんにオススメです!

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大きな矛盾点  (2008-07-09)
著者が「チームJ」だから仕方ないのかもしれないが、主張が首尾一貫していない。
「親子とみとめられなかった向井亜紀さん家族」では、司法の役割について、裁判所の下した判決が「判例」となってその後の裁判の指針となる事はあるがそれは結果として生じる副産物でしかない。と言い切っており、裁判所が「判例」のその後を心配する事が越権行為であると断じている。
しかしこの本は「日本をダメにした10の裁判」という本で、これまで司法が作ってきた「判例」がいかに日本をダメにしたか、という本である。
この「チーム」は裁判をいったいどういう風にしたいのかが結局よくわからなかった。
時代の流れで仕方なかった、という事か?
そうであればこの本は読む価値がないという事になる。

本来の問題は「判例」を拡大解釈して濫用する司法の伝統的手法に問題があるのではないだろうか?
日本をダメにしたのは個々の裁判では無くて「判例」重視の伝統的裁判手法にあるのでは無いだろうか?

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あまりにもお粗末ではないでしょうか!?  (2008-06-04)
 東大、弁護士、ロースクール等々、蒼々たる経歴をもつ方々が書かれたものだからと期待して、中身に大して目を通さずに購入した自分も悪かったのですが、本作品はあまりにもお粗末と言わざるを得ないのではないでしょうか。
 日本をダメにしたかどうかの判断はそもそも難しいと思いますが、筆者たちの年齢等を踏まえるに、新たな切り口や独自の観点等が織り込まれた作品となっているものと期待していましたが、見事に裏切られました。第6章(八幡製鉄政治献金事件)や第7章(定数是正判決)、第8章(ロッキード裁判)等々の部分は、司法試験の勉強をしていたときに仲間同士で雑談していたようなことが堂々と記載されており、「これって出版するほどのことなの?」、「これらの判決や事件について分析・解説した他書と比べられて酷評されることは予想しなかったのかな?」と一人考えてしまいました。第3章(代理母)、第4章(痴漢冤罪)に至っては、専門的知見に乏しく、「これって法学部でそこそこ真面目に勉強していた大学生のレポート程度じゃないの?」と唖然としてしまいました。
 法律をかじったことがない人を対象に分かりやすく執筆したものだとしても、タイトルと中身のギャップは言い訳のしようがなく、もうちょっとなんとかならなかったのでしょうか。

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大人のゼミ論文。  (2008-05-25)
現在の社会情勢や社会・経済システムにマッチしない10の判例を、その問題点が現在においてどこに欠陥があるのか、論理的に明快に説明されていて、わかりやすい一冊。
 ただ一方で、大学のゼミの論文集を読んでいるかのような、足に地がつかないような浮遊感を感じるのは私だけだろうか。個々の論考が前提としている社会観、人間への洞察や世間への感覚にいまひとつ共感を覚えない。例えば2章・4章あたり。この人たちは、人事異動というものに対して会社と社員がどのような思いを抱き合っているかということへの感覚がずれていないかと思うし、痴漢冤罪を論じながら、「今後の刑事手続きを駅事務室に備え付けを」などという牧歌的な提言をみると、痴漢事件の現場の修羅場をイメージできていないのだなあ、と感想を抱く。「市民」や「社員」は真面目で前向きであるが、自ら社会を変えていくことはできない人々だという感覚にたち、社員はもっと狡猾で市民には危険な分子が多数入り込んでいるという感覚に乏しいからそう感じるのか。
裁判所が変わることでリードしていくべき社会像をもっと自分や取材に基づく当事者の生々しい言葉で語ることができれば、迫力のあるものになったろうに。
 大人のゼミ論文に、星3つ。

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