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日本経済新聞出版社
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カスタマーレビュー ![]()
マルボーロをくれよ!
(2008-06-07)
本屋さんで見かけ、「FBI!?」というだけでなんとなく手にとって見てしまった。内容はもうやりすぎFBIである。
中でも囚人が看守に「煙草をくれ!マルボーロをくれ!」という要求するシーンが面白かった。看守に「頭を打って怪我するぞ「。他の看守がきたらアンタがやったって言うからな。厄介だろ?だからマルボーロを一本だけくれ。」と語りかける。何気ないエピソードだが実に深い内容が隠されていると思はないだろうか。
看守は得をすることはない。だが確実に損する取引だ。煙草をやれば煙草を失う。煙草をやらなければ社会的な制裁が自分に降りかかってくるかもしれない。看守はどちらを選択しても得することはない。どちらが大きな損なのかだけだ。牢屋の中での権力者なのにも関わらず。
人間は論理では説得されない。と上野千鶴子氏は語る。つまるところ損得ですよ。と。交渉のカギは損得なのだろう。どれだけあなたに利益誘導するか。どれだけあなたの損失を抑えられるか。そんなヒントをこの本からもらった。
本国で発行25年もたつそうでケーススタディは極めて古い。この内容の中からどれだけ本質を抽出できるかは読者の力量であり読書の醍醐味だろう。
他のレビュアーの方も指摘されているように恋愛でも使えそうである。ビジネスの世界ではウェットに感情に訴えかけることは効かないかもしれないが、恋愛の現場では感情がものをいう。特に論理で攻めがちな我々男性は、この感情が効果的であるということを深く理解しておかなければならないだろう。
恋愛では何といっても損得+感情である。俺といたら得だぜ。+俺はお前のことこれくらい考えてるし、こう思っているの論法は是非とも使いたい。恋愛も人間交渉の一部だ。女性相手にネゴシエーションしなければならない。
人間交渉の基本戦略のエッセンスを得るのにこの本を薦めたい

恋愛にも使える
(2008-05-27)
私は非常におもしろく読ませてもらいました。
何気に恋愛にも使えることが多く、これをバイブルとします。
恋愛は交渉であり、戦略ですぞ

もう少し、読み物的だと
(2008-04-22)
例えば「意見の一致点・合意点の見極めをするためには、
@経験の相違"頭の中の映像の奴隷"になるな
A情報の相違
B役割の相違
を考慮すること」など、
参考になりわかりやすい点も多々あります。
ただ、断片的に記述されているため、読み物としてもう
少しストリー性があると非常に読みやすいと思います。

なかなか面白いが・・・
(2008-04-19)
これはゲーム論を明示的に応用した交渉術や、NLP(神経言語プログラミング)による交渉術を解説した本ではありません。マジメすぎる感じがしないでもない米国人による小手先のテクニックに頼らない交渉術の本です。
書かれた年代がやや古いこと(懐かしのカーター大統領)と米国人が著者であることから、交渉例がやや時代がかっている、及び米国の文化的背景に縛られているのが気になりますが、書いてあることは真っ当です。
個人的にはこれを読んで、結局交渉は粘り強さと時間が必要なのだなということを思い知らされたに過ぎないといったところです。最終的には情に訴えるのが最も人を動かしやすいといった旨の結論(交渉を血の通ったものにする)も、なるほどその通りなのですが・・・なんとなく物足りない内容ではあります。

実務家の骨太な交渉術
(2008-04-16)
原題は "You can negotiate anything"。著者は、彼のホームページによれば、テロとの戦いについてカーター大統領やレーガン大統領のアドバイザーを務めたり、NFLのストライキにかかる交渉に関与したりと、単なる理論家ではなく実務家。交渉の話でよく出てくる「ウィンーウィン」の語も彼の造語らしい。
元の本が米国で1980年に出版されたものであるため、「ソビエト型交渉術」にかなりの紙幅が割かれていたり、カーター大統領のキャンプデービッド合意が登場したりと、一部やや古めかしさを感じさせる部分もある。
しかし、実務に裏打ちされているだけあって、根っこの部分は古ぼけない骨太なものを感じさせる。また、語り口がユーモラスで堅苦しさを感じず、すらすら読めるのもポイントが高い。
「交渉が成立するのは期限切れ直前と考えてよい」、
「交渉は一種のゲームであることを忘れないこと」(最善をつくすが思いつめてはいけない)、
「猿回しが側にいるというのに、なぜ猿に問う必要があろうか」(権限を持つ人と交渉すること)
といった含蓄のある言葉が随所に見出せる。
三笠書房から出版されている知的生きかた文庫「交渉ごとに強くなる法」を改題修正したものなので、安価に購入する方法もあったりする。

