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こうの 史代

双葉社

カテゴリー:Book

セールスランキング:11706

税込価格:¥ 840  (定価:¥ 840)

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発売日:2004-10

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カスタマーレビュー

参考文献が偏りすぎているのが残念。  (2008-11-25)
物語はありきたりで絵もあまり上手いとは言えず。何よりも参考文献に問題がある。どうもアカすぎて買って後悔した。裸足のゲンの絵を受け付けない人間は良いが、許容できる人は読む必要がないと思われる。科学書の一つぐらいは参考にして欲しかった。

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なぜそこまで気を使わなければならないのか  (2008-10-19)
この本は読み返すほど心に深く突き刺さり重く残る作品だ。
原爆ものとしては確かに最近では稀有な出来の作品で、ここでも既に多くの絶賛の声が寄せられており、今では各国語に翻訳されて出版されているそうだ。
そのことで気になり腹立たしく思ったことがある。韓国で発売されている韓国語版には、他国語版には無い次の言葉が載っているそうだ。「原爆投下はやむを得ないことだった」
なぜ韓国版だけにはこんな言葉を載せるのか?なぜそこまで韓国人に対して気を使う必要がある?日本人は韓国人に対してそこまでしなければならないことをしたのか?
こんな素晴らしい作品に、こんな不必要かつ無神経な言葉を載せたことに対して、私は正直言って日本人として強い違和感と不快感を覚えた。もういい加減に卑屈な自虐史観は止めて欲しい。

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おすすめします  (2008-10-11)
私は被爆者の子孫ではないですが広島育ちです。

「8月6日の場面から衝撃的な展開を見せる映画」は
小学生から散々見てきました。
それで、原爆は悪い、怖いというトラウマをしっかり
植えつけられて、それでも、やっぱり表面上「原爆、戦争は悲惨」と
頭で理解しているだけだったと思います。

だから、最近はネットやニュースで情報の溢れている中、
自分が戦争反対なのか賛成なのかすらよく分からなくなっていました。

この作品は、いろいろと考えさせられる作品だと思います。
私と同じように広島や東京で、同じように普通の生活を送ろうとしている
人々をほのぼのと描いた作品ですが、原爆を体験していない私達にはない
ものが、終始影を落としています。

レビューで言いたいことはひとつだけ、
読む価値のある作品であることは間違いないと思います。
何を感じ取るかは人それぞれですが。。

最近上京して、東京出身の会社の同僚に「広島出身なら残留放射能で禿げるかもね」
などと冗談で言われましたが、知らないことは罪ですね。。
出来る限り多くの人に読んでいただきたいですが、作品の重い/軽いや暗い/明るい、
泣ける/泣けないなどを価値判断にしている人に薦めたいとは思いません。

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ヒロシマナガサキに投下された原爆、生き残った者たちのその後。  (2008-10-03)
 こうの史代さんは1968年9月に広島市で生まれた。
 どうして、かような作品を創り出すことができたのか。
 私は途惑っている。
 1945年8月6日に原爆投下の対象とされた軍都広島。
 23年たってこの広島市に生まれたのだ。
 「夕凪の街」はヒロシマに原爆を投下したアメリカ合衆国と、奇跡的に瞬時生かされた庶民の物語。
 主人公皆実(みなみ)の生と死を想像できたのか。
 
 さらに、「桜の国」の七波(ななみ)。今の時代に生きる娘。彼女の生き方のいさぎよさ。
 被爆2世。
 いずれも短編。これほど感動した漫画は無い。
 私の知人には被爆者がおおい。
 私の友はこの書を20回読み 貸してくれた。
 その書には 折り目無く帯もついてあった。新品そのもの。
 友は この書を大切な宝物として扱っていたのである。
 これが映画の原本。
 希望をもたらす素敵な絵とお話し。
 すばらしい。
 世界中で読まれてほしい。

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忘れられない話。  (2008-10-02)
「夕凪の国」では原爆投下から10年後の広島が舞台。
被爆者である皆実の内省は常に原爆投下の日に向けられている。
生のきらめきに触れようとするたび、生き残ったことへの罪悪感と戸惑いにとらわれる。
自分は誰かに「死ねばいい」と思われた…
みんなが死んでゆく中、自分はわけもわからず生かされた…
土地の人みんなが抱く心のわだかまりだが、
しかしこの思いにとらわれている限り、
ヒロシマに生きる人は「生ける亡霊」なのだ、と、原爆ドームを見た皆実は悟る。
そして、人類最大の禍いを乗り越える一歩を踏み出そうとするのだが…。

「死」とは過程である、とこの物語は語っている。
「死」に至るまでには「生」がある。
ともすれば淡白に描かれがちだけど、
「死」はこんなにもじっとりとした生暖かいものなのだ。
そして、「死」の瞬間の後にも、ぽっかり開いた穴として「死」は「生」の中に生き続けるのだ。
皆実の死は、悲しい、切ない、ということを通り越して、
強く「このようなことが起こったのです。起こり続けているのです。」と訴えかけてくる。

純粋な悪意の産物である原爆。

純粋な悪意。

信じられますか?
そんなものが人の内にあるなんて

誰だってあんな女の子に幸福をと望まない人はいない。


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