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白泉社
カテゴリー:Book
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カスタマーレビュー ![]()
まだ見えぬ未来に向かって。
(2005-03-16)
前巻からの続きで始まる今巻。引き裂かれた二人は、それぞれの場で奮闘します。ノリコはとにかく逃げてイザークの元へ行こうとするのですが、走っていける距離な訳がなく八方塞に!そんな時、敵側にいたドロスが反旗を翻して彼女を彼の元まで送り届けようとしてくれます。
今回は、無力な彼女が色んな人によって助けられていく様が描かれています。彼女は当たり前のように『有難う』とお礼を言う。けれど、それがどれだけ相手にとって救いになっているかなんて知らないのである。それ故に自分は助けてもらってばかりだと思ってしまう。そんな彼女はとても人間味があって素敵な女性に映る。素直に『有難う』と言える彼女、それは平凡な人のようで実はそうではない。自分に他人がそう接するのが当たり前に感じてしまっていたり、タイミングを損ねたりして結局言えず終いの事の方が多いのだから、やっぱり彼女は凄いのだ。
間一髪で彼の元に辿り着いた彼女は、彼の背中の真っ白な羽根のような存在を目の当たりにします。無事に逃げ切った後、その事を彼に伝えて彼自身自分の内にある力について考え始めます。この羽根は良い力であり、それさえ確実に掴めれば二人の未来はきっと明るいものになるのでしょう。ここまで来てようやく形が見えてきた気がします。(ということは終わりが近いのかも!?)
逃げ切った二人とドロスを加えた三人の行き着いた先は小さな村。村人達の彼女たちの関係の推理はとても笑えます。久々にコメディタッチになっています。そして彼と彼女の力関係も明らかに・笑!

