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アイテム詳細

よしなが ふみ

白泉社

カテゴリー:Book

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税込価格:¥ 580  (定価:¥ 580)

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発売日:2003-12-19

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カスタマーレビュー

批評 : 巧みな構成力と表現力で魅せる「女」の一生  (2008-09-06)
本書は様々な愛にまつわる物語を、女性心理を軸に描いた連作短編集である。
物語自体の繊細さとは対照的に、具体的で客観的な表現とエピソードの説得力により、
男性にもとてもわかりやすい。
現代を生きる「女」の人生が見事に一冊になっている。

数々の名作を描いてきた作者だが、いつも驚かされるのはその類稀なる構成力だ。
もっとも特徴的なのは挿話の手法であり、これが抜群に巧い。
まさに「これしかない!」というポイントとボリュームで挿入される数々のエピソードが、
描かれる世界を深く豊かにしている。

見せ方によってはえげつなくなってしまう話を、爽やかで愛情深い物語に仕上げる力は、
おそらく作者の人間力だろう。

男女を問わず、人生の機微を感じることのできる、すばらしい作品だと思う。

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お気に入りです?  (2008-07-14)

 深い。

 でも、すごく心地よく、深い。


 何かのきっかけに、最適な一冊です。


 心に余裕ができる一冊です。

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愛すべき・・・  (2008-03-10)
「あんたの周囲がすべてあんたにとってフェアでいてくれると思ったら大間違いです」
その通りなんです。本作中で見たとき、厭世も性善説主義の偏りもなく、そのとおりと
実感できる瞬間でした。

女性が自他を受け入れる過程、または自分の居場所を見つける過程の物語だと勝手に
解釈しています。
今、女性には男性以上の選択肢が与えられているように思います。
しかしそれは、自由に選んでもいいよ、というものではなく、実はそれぞれの提供者の
こうあるべきという押し付けや、主に女性からだと自分の理想を替わりに実現してほしいと
いう自らの分身のような扱いが見え隠れしていたりします。
男性と違って、画一的ではなくころころ変わる「理想の女性像」、またその後ろに思惑が
絡む分、利害が一致しないと一筋縄ではいかない岐路です。
そういうものとガチンコするもよし、受け流すもよしだとは思いますが、自分で取捨選択し、
折り合いをつけていくのは大変でしょう。
そういったことをつらつら考えながら読むと、この話はそんな自分たち「女」のいろんな
場面が思い返され、まさに、「みんな愛すべき娘たちだったんだな、今ならそう思える」、
と感じることのできる話です。
理想論ではない、老若男女、思惑の入り乱れる社会、冒頭の言葉は物凄く納得できたし、
小さい時に言ってもらいたかった。「あなたのために言っている」ではなく、
「私はこう思うから言っている」、そう言って欲しかったと。

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特に1970年代生まれの方に  (2008-02-04)
「大奥」のよしながふみが、30前後の女性たちを描いた短編集。

よしながふみと同じ、昭和40年代後半生まれの女性たちがリアルに描かれています。
同年代の方は男性読者も含めて、かなり理解や共感ができるのではないでしょうか。

また、それぞれの短編の登場人物がどこかで微妙に繋がっている設定で、構成もすごくしっかりしています。

「大奥」のような壮大なフィクションも描ければ、「スラムダンク」のヤオイも描いてしまう、よしながふみのレパートリーの広さと頭の良さに、ただただ感心します。
しかも、こういった作品も描かれると、そのオールマイティーぶりに嫉妬心まで沸いてきます。

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優しい、様々な愛の物語です  (2007-07-08)
様々な大人の女性達の、生き方や気持ちを上手に描いた作品です。
お世辞にも、それらの生き方がお手本であるとは言えませんが、
皆さんとても愛らしく、魅力的です。
親子や友達や恋人、様々な愛の形に触れることが出来ます。

表情で語る、というのがよしながふみさんの漫画の特徴だと思っています。
伝えたいことが、物語に出てくる人たちの表情の
一つ一つから、じんわりにじみ出すようです。流石です。
とても丁寧に描かれた物語で、読み手も1P1P大切に読んで欲しいです。

この物語を通して、よしながふみさんは、
十人十色の人生があり、どんな風でも生きていけばいい
人生にマニュアルやお手本などは無く、人それぞれ幸せと感じる所も
違うのだから、皆自分の幸せと感じる生き方を貫けばいいと
教えてくれているようでした。
読み終わると、清々しく温かな気持ちになります。

とてもいいお話です。読んでない方は是非読んで欲しいです。
是非、一読です。

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