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みすず書房
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カスタマーレビュー ![]()
全人類が知っておくべき史実
(2008-08-07)
すばらしいドキュメンタリー書であることは疑う余地もないが、個人的にはもう少し読みやすい翻訳にしてほしかった。
著者が心理学者だから仕方ないのかな・・・

人間として生まれたならば。
(2008-05-11)
何年も前に出会い、いまでも宝石のように感じ続けている1冊。
第二次世界大戦後に、人間としてこの世に生まれたならば、
人生の終わりまでに、いちどは読むべき。
大袈裟なススメ方かもしれないが、本気でそう思っている。

人を殺さずに生きてこられた奇跡
(2008-01-17)
鬼畜のようなドイツ兵の中にも、故郷では人々から尊敬されていた人物もいたことには驚かされます。
他にも虐殺をした者の中には自分のように平凡な人間も大勢いた。
そう考えると、もし自分があの時代にドイツ人として生まれていたら、
処刑所でユダヤ人の後頭部を狙い撃っていたとしても不思議ではありません。
これまでの人生を振り返って、弟に八つ当たりをしたこと、虫をわざと殺したこと、
あるいは、悲惨なニュースを見て怒りを感じながらも少しスリルを感じたことまで、
後ろめたい経験が全くない人はいないのじゃないでしょうか。
それは、誰でも悪を開花させる種を持っているという証拠です。
僕たちは殺人事件をニュースで知ったとき、殺人者を自分とは違う人間と考えがちです。
でも、あいつは何故そんなひどいことが出来るのだろう?で終わってしまうのではなく、
何故自分は今まで人を殺さずに生きてこられたのだろう?と考える必要もあると思います。
そして、自分の中にある悪を見つめることら真の平和がスタートするのではないかと思うのです。
ヒムラーはあれだけの虐殺をしたにもかかわらず、自分を神話の英雄と重ねていたという説がありますが、
自分の中の悪から目を背け続けた人間の成れの果てではないのでしょうか。

本の重みが内容の重み
(2007-09-18)
本が届いたとき、その厚みにびっくり。
しかも、中をぱらぱら見たら、中身も文字がびっしり。
読みきれるか不安だったけれど、内容の濃さにしっかり読みきれる。
収容所の体験を、心理学者の目で見てきて、どう感じたか、
こんなとき、人間はどうなってしまうのかなどが書かれてあり
興味深かった。
ホロコーストについての知りたい方には絶対に読んでほしい。
私は夜読むと怖くて眠れなかった。でもそれが現実に起きてたことなんだと
忘れてはいけない。
本の最後には被害者の写真も載っていて
それを見るだけでも、息が詰まる思い。
でもあたかも知っているかのように、
収容所のことは話してはいけないとも思った。
体験した人にしかわからないことが、山ほどあるんだ。

きっとこの出来事は特別なことではないんでしょうね
(2007-07-18)
ヒットラー政権下のドイツで行われたユダヤ人虐殺『ホロコースト』を題材に当時の写真などの資料を交えた著者の体験記です。
死だけが唯一の救いと思えるほどの収容所生活でさえ、著者フランクルの絶望せずに懸命に生きようとする姿がリアルに感じられます。
自分がもしこの状況に追い込まれたらここまで強くあることはできないだろうと思う反面、こうありたいと素直に思えます。
この著書を通して考えさせられたのは、自分で考えることを止めて権力者や世論の流れに身を任せることがどれほど危険なことかということです。
日本も過去に同じような過ち(詳細は定かではありませんが)を犯しているからこそ強く考えさせられます。
最後に、この著書の巻末には当時の収容所の写真が多く掲載されていますので、通勤/通学時に読むのは控えたほうがよいと思います。

