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エンターブレイン
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カスタマーレビュー ![]()
はじける!ツンデレ美女の鬼退治
(2007-03-29)
闘うヒロインは好きですか?
もしも今、ニューヒロインの物語を求めているとしたら、ここにいます。
タッチの南ちゃんのような、3歩後ろを歩くタイプではないので要注意ですが!
あなたの前を、モノスゴイ勢いで駆け抜けて行くスプリンター、駒子。
誰よりも、状況を鋭く読む三橋。
そして時代を超えて戦いつづける、夜鳥子。
この夜鳥子は、あらゆる鬼を敵にまわしても怯む事がない。
どんなピンチでも強気の姿勢を崩さない夜鳥子は、読者の興奮を掻き立て、冷えさせる事がありません。
ちょっと、現実の嫌な事を忘れて、明日の朝に起きあがる力が欲しいときにお薦めです。
スカッとする事、間違い無しです!

これもまた青春!
(2007-03-21)
ゲームデザイナー桝田省治氏の「鬼切り夜鳥子」シリーズ第2段です。
なんと、mixiでコミュを作り、ファンとコミュニケーションを取りながら仕上げていった作品だそうです。
なんか、斬新って言うか、ファンの声を取り入れつつっていうのが、ゲームを作る方の発想は違いますね。
今回は副題に「京都ミステリーツアー」とあるように舞台は京都、
お馴染の久遠久と桂木駒子&ご先祖の夜鳥子、委員長の三ツ橋初美、…そして新たに加わったクラスメイトの荒木乱雅が
夜鳥子の宿命のライバル(?)胡蝶という名の鬼と対戦します。
元々京都といえば陰陽師ですからね。
それに何しろファンから見れば「俺屍」の舞台!
魑魅魍魎なんか出放題です。
前作ではほぼ夜鳥子=駒子一人でがんばってて三ツ橋ちゃんと久は「お手伝い」な感じだったけど、
今回は荒木君も含めて4人で協力してやってる感じが良かったです。
夜鳥子、口は悪いけど、結構人間好きだよね…うんw
それはどうやら久のご先祖様に関係あるのかも…?
各キャラが非常に生き生きとして魅力的でエピソードの一つ一つが面白かったです。
バトルシーンも相変わらずスピード感、躍動感に溢れて読み応えアリです。

夜鳥子の思慕
(2007-03-11)
前作、鬼切り夜鳥子 ?百鬼夜行学園?の続編作品。
前作を読まなくても楽しめる仕様と著者情報を耳にしたので前作を読み返さずに読み始めました。
身の内に平安末期に陰陽師として生きていた夜鳥子(ヌエコ)を宿す女子高生の駒子。
駒子と晴れて恋人になったらしい久遠。
大の動物好きの才媛の三ツ橋。
駒子の従姉の陽(ヒナタ)にフォーリンラブな荒木。
二泊三日の修学旅行に京都へ向かう新幹線の車中、眠りに入っていた夜鳥子が目覚め京都で起こっている連続バラバラ殺人事件は鬼の仕業と判断。
楽しいはずの修学旅行が4人のチーム名【チーム鬼退治】そのままに京都中を走りまわり鬼退治。
前作では式神を多用し鬼を退治していたのだが、今作は式神の出番はほとんどなし。
代わりの武器となる二振りの剣の登場により式神を操る以上に疾走感が得られ読むテンポも早くなり430ページという厚さにもかかわらず途中ダレることなく最後まで一気に読めた。
そして舞台が京都ということもあり前作以上に夜鳥子がかつて生きていた人間を思わせる描写が増えたかと思う。この辺が次作への伏線となるのかと楽しみにしている。
まだ京都へ行ったことがない方は、この小説を参考に日程を組むのも楽しいかもしれない。
個人的には前作に比べてエログロ描写が甘くなったかなと思いますが、苦手な方はご注意下さい。

脇役目立ちまくり。
(2007-03-06)
天外魔境2やLinda3、俺の屍を越えていけ等を手がけたゲームデザイナー桝田 省治さんの小説の第2弾です。
ネット上で、桝田さんの世界観を愛する方々が情報収集に走り回り、出来上がった原稿を読んではダメ出しを行うというちょっと変わった形で作り上げられた作品は、主人公よりも脇役達が美味しいところをかっさらう結果になったようで・・・・・。
戦闘場面はあっさり、キャラクター達とのやりとりにニヤリとさせられるシーンが多め。トロいアニメキャラを思わせる委員長のはじけっぷりは、一見の価値あり。狐と天狗が良い味出してます。
疾走する世界からキャラの立った物語へと大きくバージョンアップしているので、1を読んでいなくてもすんなりと溶け込めますが、2のイメージで初めて1を読むとちょっと違う世界が広がるかも!?

「今、京都に修学旅行に来ているGカップの女子高生で〜す」
(2007-03-01)
紅白に塗り分けられた背景にくっきりと浮かび上がる青い着物と白い肌。その柔肌には奇っ怪な入れ墨が広がっていて、「なんだ、こりゃ?」と手に取ってみれば予想外のずっしりした分厚さに驚かされます。イラストたっぷりの430頁。
「2」とあるので続き物かと思われがちで、実際『鬼切り夜鳥子〜百鬼夜行学園』の登場人物たちのその後の物語ですが、内容的には独立したストーリーですから、そちらを読んでなくても楽しめるようです。
小鳩のような胸の美少女スプリンター、桂木駒子の身体に奇々怪々な妖怪たちの入れ墨が浮かび上がるとき。それは彼女の身体に平安時代の陰陽師、鬼切り夜鳥子が取り憑くとき。そして夜鳥子が退治すべき鬼がこの世に出現しつつある先触れなのだ……という妖怪ハンター的な物語。
敵は甦った土蜘蛛一族の胡蝶、そして葛城一族への復讐を画策する胡蝶が操る茨木童子と人蠱。これに挑む駒子、そして夜鳥子と共に行動するのは、平凡なスーパーマンと揶揄される幼なじみの久遠久、無駄なGカップの委員長・三ツ橋初美、口から先に生まれたお調子者の荒木乱雅。どう考えたって夜鳥子以外は戦力になりそうにない、この4人ないし5人の高校生男女が、修学旅行で訪れた京の街を右往左往しながら鬼退治することになります。行く手に現れ消えるのは、敵か味方か天狗に妖狐、そして豪快な舞妓さん。
カッコよくて、笑えて、時には残酷で、あるいはしんみりとした余韻を楽しめる妖かし退治ストーリーを読みたければこの本がお薦め。「ポロリもあるよ」。

