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小山 鉄郎 白川 静 文字文化研究所

共同通信社

カテゴリー:Book

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税込価格:¥ 1,050  (定価:¥ 1,050)

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発売日:2006-12-18

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カスタマーレビュー

子供でも理解できる漢字の生い立ち  (2008-07-07)
漢字学研究者の白川さんの解釈をわかりやすく説明した本

漢字の元をたどって漢字の成り立ちを説明しています。
漢字の元の形20個が章になり、
1つの元の形(たとえば”辛”や”手”など)を元に
それから派生した6〜12個ぐらいの漢字について
解説してあります。

例として、”取”などは手の漢字として、すごく印象に
残る説明がなされてあります。

とても面白く、小学生の子供に読んであげるととても
興味深く読みたそうにしていました。
ほとんど最高の評価にしたいのですが、少しだけ残念なのが
振り仮名が無いこと。解説の文中にも難しい漢字があり
子供には読めない漢字があるのでそのままでは子供は
難しそうです。
それ以外は、とてもよく出来た本で、のめりこむように読みました。

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語源マニアの心をくすぐる「白川先生の漢字の世界」、旧漢字に慣れるためにも必読  (2007-08-11)
今まで漢字の形に共通する旁(つくり)に気付きながらも、なぜそのような共通点があるのかを知らずに過ごしてきました。しかし本書を通読してその疑問が氷解しました。例えば、進・推・唯・雖・惟・誰・応(旧字体は應)・隻・双(旧字体は雙)・獲・穫・確・奪・奮。これらは全て鳥に関すると知って、目から鱗が落ちました。漢字の語源のイラストを眺めると、旧漢字の方が語源に忠実であるという事実も良く分かります。こうして【漢字のネットワーク】が頭の中に自然に入るだけでなく、その関連性の調和に感動すら覚えます。「現実の根底にある自然法則に気付くのは達人で、現実の根底にある自然の調和に気付くのは詩人である」(湯川秀樹)、その意味では白川先生は漢字の世界における達人であり詩人でもあるのだなぁ、と思ったわけです。こうして語源マニアの心をくすぐった訳です。本書を読んで早速「常用字解」を購入しました。(日本語に限らず外国語の単語もこういう語源に基づくネットワークで覚えると頭に定着しやすくなります。「語源でたどる英単語まんだら」(岡山 徹)や「ドイツ語語源小辞典」(下宮 忠雄)などがその良い例です)
余談ですが、新漢字は全くよろしくありません。例えば、売と価はその改悪の最たるもので、漢字の原義を成すための"貝"が全く抜け落ちています。賣と價でないと語源が辿れません(→ここは「舊漢字」(萩野貞樹)の受け売りです(笑))。そういう訳で本書は【旧漢字に慣れ親しむための心構え】を培う為の本としても良いと思いました。(旧漢字が理解できれば、中国語の「繁体字」の習得にも繋がりますし、「繁体字」が理解できてはじめて「簡体字」への飛躍も理解できます。という訳で、旧漢字の習得は中国語学習のためにもきっと役に立ちますよ)

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漢字の相互関連性、それからそれへとつながっていく様が面白い  (2007-07-03)
 共同通信社編集委員兼論説委員の小山鉄郎が、漢字学研究の第一人者である白川静(しらかわ しずか)に取材して、漢字の成り立ちをひもといてゆく本。本文が200頁に満たない分量なので、取り上げた漢字もほんのひとにぎり。それでも、漢字にはつながりがあるのだなあ、奥が深いなあということが分かって、好奇心を誘われました。
 あるキーワードをめぐって漢字がつながっていく様子が面白いんだなあ。たとえば、【人】をめぐる漢字の章。人 → 従 → 比 → 北 → 背 → 屍(「死」がない漢字) → 久 → 柩 → 大 → 天 → 夫 → 見 → 兄 → 光 → 先  とつながっていく様は、不思議に魅惑的で、パズルみたいな楽しさがありますね。あるいは【目】をめぐる漢字の章で、媚 → 蔑 → 夢 → ●(ごめんなさい。漢字が表記されません。読みは、「コウ」「しぬ」「みまかる」)とつながっていくあたり。呪術的で、面白いなあ。
 漢字にはもともと興味があったのですが、今まで取っかかりがなかったのです。本書を読んで、白川静のほかの著作に手を伸ばしてみる気になりましたね。漢字の成り立ちや関連性に目をむけるきっかけをくれた本書に、感謝!

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一種の絵本として読みたい一冊  (2007-06-04)
しばらく前に白川先生の『常用字解』を購入しており、素人ながら私もその独創的な解釈に心奪われていたもののひとりである。本書は、何よりも白川先生の漢字学の世界を子どもにも視覚的に親しみやすいイラスト入りで説明してあるという点で「なかなかありそうでない本」であると言える。

例えば、「雲」の下の「云」は雲から出ている雲間を行き来する龍の尾だという、現代人からすると想像を絶する解釈がイラスト入りで解説されている。このような解釈に異議を唱える学者もおられるのかもしれない(尾ではなく稲妻であるとか)が、そんなことはおいておいて、1つの漢字をめぐってこれほどまでに楽しく想像力をかき立てられる話はなかなかないのではないか。現代人の見方では決して理解できない漢字の歴史を古代人の目線から白川先生が説明されているような気がする。

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漢字への興味をそそる本  (2007-06-03)
面白くて一気に読んでしまいました。
漢字の成り立ちについては、今までも興味を持っていましたが、
この本の切り口はちょっと違う。
目から鱗の話がたくさんありました。

小学生中学生からこの本を読めば、漢字が好きになること間違いない。
ただ、小学生にはちょっと難しいかな。

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