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パンローリング
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カスタマーレビュー ![]()
こういう人たちと日本の金融業界は闘わないといかんとはなぁ・・・
(2008-09-21)
80年代の、狂乱の時代のアメリカ金融業界について書かれた本は数多いけど、これはその中でもオススメの良書に入るもの。コレを読むとお金を儲けれるよ、な本ではなく、史的資料として利用するもの。
日本の金融業界の面々が、ここにでてくるような連中とまともに伍す事は無理っぽいなぁ、やはり。
彼が「マネーボール」を書くバックグラウンドが、コレを読むと良くわかる。

単なる暴露話ではない
(2008-09-06)
著者がかつてソロモンという投資銀行の債券セールスで働いていた際の経験を、内部からリアルに描写しています。
単に彼らのカルチャーを知るだけでも面白いのですが、この本の良いところは、それが単なる暴露話ではないことです。
すなわち、70年代〜80年代と時代を追いながら、この頃に欧米で発明され、爆発的に普及したモーゲージやジャンクボンドといった金融商品がどのようにして作られ、どのようにして売られたかが克明に描かれています。これがいまやサブプライムショックに繋がっていったのだなぁとしみじみと読みました。この本を読んでいると、それも当然の帰結だったのではという気がしてなりません。
また、職業人としての倫理観の葛藤などについても著者の個人的な考えが述べられていますが、これについても考えさせられるところが多いと思います。

投資銀行のシニカルな側面
(2007-09-15)
マイケル・ルイスの処女作にして名著の本作
著者自身の経験を基に描かれているだけあって、臨場感があり抜群の面白さである
投資銀行というとエリート集団がしのぎを削るスマートな世界というイメージがあるが、本書に描かれている現実の投資銀行の世界はさにあらず
肥満軍団が取り仕切る「巨大な幼稚園」
これが真実の投資銀行の姿だった
本書は投資銀行を少し斜に構えたシニカルな側面から見るのにも最適だし、単なる読み物としても大変面白い
是非一読していただきたい名作である

トレーダーという仕事
(2006-07-08)
この本を読む前に、マネー革命や巨大投資銀行を読んでいたので、ソロモン=アービトラージ=メリウェザーのイメージが強かったが、モーゲージの立ち上げなど70年代後半から80年代の未成熟の金融市場の歴史をソロモンが作ってきたことがわかる。専門的な話よりも人間模様が中心なので、金融の勉強というよりはソロモンという会社への興味がある方はどうぞ。

四十一階にある神々のカジノで、太っちょたちが受話器を投げている
(2006-01-26)
『マネーボール』で御馴染みのマイケル・ルイスがソロモン・ブラザーズの一員として過ごした2年間を、ウォール街の様々な歴史的事件を織り交ぜながら回想する、抱腹絶倒の一冊。構成の比重や組み立てに若干の違和感を感じるものの、世界最高峰のマネーゲームの殿堂を内部から描写する手さばきは、さすがにメリハリがあってお見事の一言。高度で難解な数学の理論によって武装された、青白い天才たちの住まうイメージのあるディーリングルームが、現実にはタイタニックの最下層にある機関室のように、汗とマッチョの怒号の飛び交う鉄火場として生き生きと、ユーモラスに描写されていて驚かされる。そして彼らがいかに投資家を嵌め込み、食い物にしているかが残酷なまでに描写されている。
この本のもう一つの重要なテーマは、「マネー」というこの世で最も奇妙で、捕らえがたい存在に対して、他では得がたい洞察がちりばめられていることだろう。オンライントレードの普及により、デイトレーダーとしてデビューを目指す人には、チェックしておいて損にならない本だろうし、そうでない人にも損にならない本だろう。

