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こうの 史代

宙出版

カテゴリー:Book

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税込価格:¥ 760  (定価:¥ 760)

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発売日:2005-02-10

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カスタマーレビュー

懐かしい生活  (2007-04-22)
一話約8ページの連作で、かわいげのないニワトリ「こっこさん」の飼育日誌の形である。一応、この話の時代は2000年、ということになっている。しかし、描かれている生活は遅くとも昭和40年代のそれである。コンピュータも携帯電話も出てこず、本は図書館から借りてきて読み、誕生祝は自分で描いた絵なのである。何より、現代にあって小学生がニワトリなど飼っていようなら、これは確実に「いじめ」の対象になるし、「チクリン」は学校に行けないだろう。また、主人公の家族「永野家」をはじめとする登場人物は、全員が優しく穏やかな人々である。

これらすべてが、この作者の作品に共通する設定であるという点では、目新しいところのまったくない作品であるが、地に足の着いた生活がいかに貴重であるかを身に沁みて知った読者ならば、この設定が得がたい幸福感の源であることに同意されることと思う。

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もっと続きを読みたかった。  (2007-04-02)
 ある日、主人公のやよいがニワトリを拾い、「こっこさん」と名付ける。凶暴で、一見何を考えているのか分からない「こっこさん」を軸に、やよいの一家の出来事をつづる。タイトルはニワトリだけど、実際には「サザエさん」に近いホームドラマ。
 家族一人一人に細かな人物設定やエピソードがあるらしいが、残念ながらそれらを全て描く前に完結してしまったようだ。できればまた続編を描いてほしい、と思う1冊。
 なお、作者の別の作品「長い道」の重要人物が、間接的に登場している。そして「長い道」にも、「こっこさん」の或る人物が登場する。

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げんきんな鳥  (2006-07-18)
こうのさんの書く、にくたらしいげんきんな目をした鳥がすきです。
きっと鳥が大好きなんであろうこうのさんですが、あくまで鳥たちを「わけのわからない」感じに描いているところがいいですね。変に美化しすぎず、目がキラキラ〜って、可愛く描くわけでもなく。
でも、このこっこさん、何でも食べるし、わけもなく襲うし、どこまでも付いて来るし、はっきり言ってこわいのですが、
・・・・たまらなくかわいいです。
こっこさんの飼い主であるやよいちゃんも、純粋でかわいい小学生、元気にやってます。時々、こっこさんの別れてきた家族を思いやるやよいちゃん・・・その遠い目がとても澄んでいて、素敵です。こっこさんのドタバタ活劇と思いきや、各所でそんなシリアスな、時がとまったようなうつくしい一幕があったりして、よいリズム刻んでます。こうのさんらしい瞬間ですね。

何より私が感動したのは、ページの端っこに描かれた、見逃してしまいそうな、小さなぱらぱらマンガ。こっこさんがたまごから誕生して・・・そのひよこ時代のかわいいこと。本編を楽しめるだけでなくこんなおまけまで付いてきてる本書は、かなりお得です。

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一番絵が素晴らしい漫画  (2006-05-07)
全体的にほのぼのとしたストーリーも素晴らしいですが、それ以上に絵の美しさに魅かれるものがあります。作者自身があとがきで「絵をうまく書くことを意識した。」と書いている通り、この作品の絵の美しさは彼女のほかの作品・・いや漫画全体においても特に優れていると私は思います。生命力を感させる植物や時間によって異なる空の色・・・絵を見ているだけでも感動できます。線だけでこれほどのものを表現できる作者は本当にすごい!まじめな話、この絵を見たら僕は倍の値段でも迷わず買っていたでしょう。

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読むべし!  (2006-03-28)
小学生の頃、飼育係をしていたときにチャボとレグホンがいて、こっこさんはまさしくそんなレグホンな感じでした。
犬よりも何倍も怖いと思われるこっこさんを飼うことになった主人公のやよいちゃんがとても健気です。

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