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梅津 信幸

ソフトバンク クリエイティブ

カテゴリー:Book

セールスランキング:1813

税込価格:¥ 945  (定価:¥ 945)

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ポイント:9 pt

発売日:2007-03-16

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カスタマーレビュー

1度は読んでおくべき  (2008-07-24)
抽象的、あるいは難解な物事を教える際、比喩やたとえ話を交えて聞き手や読み手の身近な物事に置き換えて説明する手法がある。
本書はこれを徹底的に突き詰めた構成であると感じた。
一見、コンピュータにまったく関係なさそうな話から始まり、いつになったら本題に入るのかと最初は不安になるかもしれないが、本質が解説されているので心配せずに読み進めていくとよい。
こういう角度からの捉え方もあったのか、と感動的ですらある。
したがって、初級者だけでなく、既にプロとして活躍している人にもお勧めだ。

各章のキーワードは次の通り。

1:エントロピー
2:チャネル
3:有限オートマトン
4:参照の局所性・メモリ階層

ここから、他のコンピュータ入門書以上に内容を絞り込んでいることがわかる。
広い範囲で書こうとすると限られた紙数では1つ1つに深く踏み込めないし、また同時に「知識を羅列した本」になってしまうのを避けたかったためだろうと思われる。
コンピュータというものについて考えるときにその根底にある部分である「基礎」を深くわかりやすく解説し、その解説を通して単に「知識」を伝えるだけでなく「好奇心」を刺激しようともしているようだ。
この本をきっかけにして自分で学んでいけるようになれば理想的である。

第5章はそれまでの章とは少しだけ趣を変えて、コンピュータの限界とコンピュータの未来について語られている。
人とコンピュータの関わりのあり方についても言及しているので、一読の価値がある。

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後々大きな影響が現れてきそうな本  (2008-05-27)

 同じ著者による同タイトルの本『あなたはコンピュータを理解していますか?』(2002年 技術評論社)の内容を元に再構成したもの。

 本書は、「コンピュータ」について書かれた本というより、コンピュータの論理的基礎である「コンピュータ・サイエンス」について書かれた本。網羅的な内容ではなく、データと情報、チャネルと情報量、有限オートマトン、等の概念について読者と一緒に考えていくことを通して、コンピュータ・サイエンスに興味をもたせることを目的としている。重要な概念を平易に解説する、という趣旨ではなく、本書では取り上げられていないような他の重要な概念について読者が自ら考えることができるように考え方の例を示す、という趣旨。

 以前から、この挑戦的なタイトルが気になっていた。冒頭の20ページは本書の趣旨がよくわからなくてつまらなく読んでしまったのだが、趣旨がわかって以降は大変面白く読んだ。著者はコンピュータ・サイエンスに限らず「本質をつかむ」ということを何よりも重視するタイプの人のようで、本質を浮かび上がらせるための比喩の使い方が非常に面白い。この本で扱われている内容を知ること以上に、著者の発想法、理解の仕方、説明の工夫、等をじっくり味わうことができれば、大変有益だと思う。あと2〜3トピック取り上げられていて、もう少し広い範囲をカバーしていれば、最高だったのだが…。

 中学生や高校生のような若い読者にオススメ。若い頃に読んで後々大きな影響が現れてきそうな本、という印象を受けた。

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最後の章の問題提起に共感  (2008-05-27)
本題に入るまで少し長い所もありますが、全体的に読みやすい本です。
エントロピーや「データと情報の違い」の説明は秀逸。
最後の方の「5.3 未来の社会は…」は、今後の仕事のあり方について示唆に富んでました。

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名講義を聴いた気分  (2008-05-02)
コンピュータそのものというより
それが土台とする考え方から紹介しています。
易しく、しかし深さとコンピュータへの思い入れを感じさせる説明をしてくれます。
なかなか飽きないユーモアな語り口、上手なたとえ話。
これを読めばパスルの全体像が把握できて、あとは細かいピースをどこにはめるかわかる
そんな感じがします。

またコンピュータ初心者はもちろん
専門家が定義や理論を理解したうえで、それを統合してこそ出来るイメージを
正確性を出来うる限り保ちつつ、易しいたとえ話にする技術は学ぶところが大きいのではないでしょうか。

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コンピュータを一味違った観点から学べる一冊  (2007-07-25)
コンピュータの基本事項について書かれた本である。この手の本としては、珍しいことに
○ 数式が出てこない
○ 専門用語が出てこない
○ 軽い語り口調で書かれている
○ ユニークな例え話で解説している
…etc、非常にとっつきやすい内容になっている。この手の話題に疎い人には、お勧めの一冊である。また、それなりにこの手の話題に詳しい人でも、本書を読むことによって何かしらの発見があるのではないだろうか?ちなみに私は、第2章の「チャネルの話」が、コンピュータという観点に止まらず、コミュニケーションという観点からも、大変勉強になった。
「コンピュータの本か…」と堅くならずに、気軽に読んでもらいたい一冊である。

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