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日本将棋連盟
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カスタマーレビュー ![]()
定石書としては少し難しいかも
(2003-10-30)
谷川先生の18番である角換わり定石。実戦譜が半分程度を占めていること、同型に関しての変化があまり書かれていないこと、"先手指せる"としている形成判断が非常に難しいこと(少なくとも初段レベルには)、など、定石書としてはやはりある程度の上級者向けの本と言えるかもしれない。
もっとも、矢倉や角換わりは非常に形成判断が難しい戦法だと思うので、そういう構成になってしまうのは仕方の無いところなのかもしれない。
一方で、後手6五歩型への対応、先手の4八金型などは一読の価値があると思う。また実戦譜で自分(=先手)が負けている将棋を取り上げているのも個人的には好感が持てる。

角換わりの最新定跡
(2000-12-04)
角換わり腰掛け銀の先後同型(7九玉、3一玉型)は約10年位前からプロの間で 盛んに指されてきたが、最近では見かけなくなった。本書ではこの形は先手が指せる ということを第一章の「すたれた先後同型」で最新の手順を解説している。この形を 解説した本は今までにも何冊か出版されているが、本書では先手の仕掛けを
限定(端をからめて攻める形)して、変化のかなり深いところまで解説されている。
そして先後同型の次に指されるようになった△6五歩の最新の形を第三章で解説している。 この形は最近のプロの実戦でよく見かける形ではあるが、今まで解説した本はなかった。 私にとっては本書を読んで、プロの実戦を見ているだけでは理解していなかったことが
わかり大変良かった。
その他の章では序盤の駒組の手順の意味の解説、後手棒銀の戦い、実戦解説がある。
本書の読者の対象は上級者向けといえる。この戦型の基本ともいえる木村定跡などは 解説されていないので、必要に応じて他書を参考にする場合もあると思う。
「谷川の21世紀定跡」とシリーズになる予定なので今後が楽しみである。

