

アイテム詳細
ビジネス社
カテゴリー:Book
セールスランキング:56763
税込価格:¥ 1,365 (定価:¥ 1,365)
1500円以上国内配送料無料(一部例外あり)でお届けします。
ポイント:13 pt
発売日:2006-03
通常24時間以内に発送
※「アマゾンのカートに入れる」ボタンは、この商品をアマゾンのカートに追加するものです。気になった商品をカートに追加しておき、後で購入手続きをすることができます。

この商品を買った人はこんな商品も買っています。

カスタマーレビュー ![]()
重要情報満載だが少し読みにくい
(2007-02-16)
日本に強烈なプレッシャーを与え、日本の社会構造を思う通りに変えつつあるアメリカ。「年次改革要望書」は最近知られるようになったが、それは突然できたものではなく、日米安保に端を発する長い歴史の大きな流れの中で徐々に形作られた、日米貿易不均衡への対策のひとつと捉えることができるものなのである。そのことをこの本では、その尖兵として動き回るUSTR(米国通商代表部)というものについてスポットライトを当ててつつ説明している。
もう一つの柱は、当然のように、アメリカによって突き付けられた要求により日本がどのように改造されつつあるかという点である。「金融「医療」「商法」などが取り上げられている。
他の関連本にはない重要情報がちりばめられている点で価値があるのだが、全体の構成が散漫で、文章も何となく読みづらく、人脈の話や歴史的な話が多くてなかなか頭にすっと入ってこない部分の多いのが残念である。

惜しいことに日本の何が買われているかの視点が脱落
(2006-06-29)
日本の産業界が買い叩かれていることは、既に多くの人が語っているところである。特にアメリカによる買収工作が、在日米国大使館が正面に立っていることは、『拒否できない日本』(文春新書)がはっきり指摘しているが、買取りという意味では会社や工場だけでなく、小泉や竹中がアメリカに完全に買収されていて、日本の叩き売りの大元締めを演じている。そういうことを考えるならば、日本が買い取られて最も貴重なものは、日本人の心であるにもかかわらず、そういう視点がこの本の著者に欠けている。だから、そこを考えて星四つとしたが、著者がより広い視野でこの問題を追い続けて欲しいと期待する。

米国の「ご都合主義」を剔抉
(2006-05-01)
本書も『国富消尽』(吉川元忠・関岡英之著、PHP、05年)と同様、米国の身勝手で理不尽な「日本改造計画(要求)」などを徹底的に曝き出しており、多くの日本人が手に取って欲しい書物だ。紙幅の関係から、日本に対する米国の片務的な「一方的指令」の具体的内容については、読者の皆さんに熟読玩味してもらうこととして、次の1点だけ申し述べたい。
それは、外国企業による米国企業の買収を制限するエクソン・フロリオ条項(1950 年国防生産法第 721 条)の存在である。この規定では、米国の通信、銀行、保険、発電等9分野が、安全保障上の理由で外国からの直接投資を禁止することができる、とされている。これら9分野は、米国が日本に市場開放(外資導入)を強要してきたフィールドであり、まさに米国の「ご都合主義」を象徴している(本書PP.142〜143)。
著者の本山美彦教授は03年9月28日、ある団体の記念講演で「もういいかげんに、アメリカの言いなりの経済政策をやめて、アジアの中で協調する生き方を選択すべき」(月刊『日本の進路』03年11月号所収)と言明し、故・吉川教授も前掲書の中で、「アジアに軸足を移し」、特に「中国との関連を踏まえた戦略」を提起している。
私も「対米隷従」から「対米自尊」に舵を切るため、アジア等を重視する戦略への転換には賛成である。だが、中国との関係については、同国指導部がその覇権主義的な性行を改めない限り、この国への安易なもたれかかりは非常に危険であると言わざるを得ないし、また、火病という宿痾を抱え、反日的小中華思想に凝り固まった隣国との協調も難しいものがあると、私は考える。

is it too late
(2006-04-04)
アメリカの強みは金銭欲と軍事力そして強引な論理に支えられたsocial engineeringへの熱情です。それだけではなく、その熱情を具体的な制度に転換させる知的構想力こそが、一番のアメリカの特徴です。この作品も余すところなくそのグロテスクな現実を描写しています。この本がもうひとつ明らかにしているのが、そのバックにある宗教的な情熱とこの役割を果たす人たちの”閨閥”とも言うべき人脈のネットワークです。この作品の論理は的確ですが、その論理の下では生きていたくないというのが、大多数の日本人でしょう。163ページに詳述されている、日米の間で年中行事と化した、この対日圧力の構図は、もう後戻りのできない段階への到着を示唆するものです。

アメリカの凄まじさ
(2006-03-29)
アメリカは凄まじい。本書の感想はこれに尽きる。日本の規制緩和路線は、アメリカのエスタブリッシュメントによって入念に設計されていた。アメリカ批判は陰謀論と見なされがちだが、ほかならぬアメリカの政府・シンクタンクがここまで露骨に日本改造を主張していたとは。いったいマス・メディアは何を報道してきたのだろう。次は医療がターゲットになるという。アメリカ政府がこじあけた利権に、日本の政財界も群がるのだろう。「売る」主体も気になるところである。宗教と権力に関する分析も興味深い。宗教が世界的なネットワーク形成に利用されてきたという視点は斬新である。政治評論家の森田実が、ブログで本書を強く推奨している。

