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三笠書房
カテゴリー:Book
セールスランキング:590880
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発売日:2004-07
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カスタマーレビュー ![]()
素直に面白い
(2006-07-20)
この本は、主に宗教が絡んだ怪異な話の幾つもを、日本霊異記、宇治拾遺物語、古今著聞集、雨月物語等といった普段は読もうと思わない作品から拾い上げ、現代語訳で読みやすくまとめたものです。さらに、短い話のあいだに日本における宗教の流れが神道と仏教を軸にわかり易く解説されています。この作者が、どういう方なのかは存じませんが、非常にコンパクトにまとまっており、私には十分説得力がありました。
最初は、現代語訳された短い話だけを拾い読みしていたのですが、それでも十分面白く、だんだんときちんとした時代の流れの中で捉えたくなって、最初から読み直しました。安部晴明の活躍が、ほんと素直に楽しい。
気楽に読めて、古典を身近に感じることができる良書だと思います。

不思議、不思議、ちょっと怖い、ちょっと悲しい
(2005-10-07)
日本霊異記、古今著聞集、今昔物語、雨月物語等から、怪談、奇談が紹介され、その合間に、日本人の宗教観の変遷、神と仏、祟りとは等を紹介するコラムがあります。24個の話が紹介され、5個ぐらい江戸時代の話、のこりは平安時代の話です。安部晴明の話も数点紹介されています。面白い話や、特徴的な話が選んであります。
全部現代語訳で、読みやすいです。
紹介されている話自体も「不思議、不思議、ちょっと怖い、ちょっと悲しい」で、興味深いものばかりですし、
コラムで、日本人の宗教観の変遷、物の怪とは、生霊とは・・・などが、説明されていて勉強になりました。
昔からの怪談、奇談に、のりまりで、楽しかったです。

分かりやすくて、面白い
(2004-08-07)
源氏物語、源平合戦などは誰しも触れる機会が多いものですが、それ以前の文学、宇治拾遺物語、日本霊異記、古今著聞集などは教科書で書名と時代を暗記した覚えがある…位にしか接したことのない人が多いと思います。
この本はそんな昔々のお話を分かりやすく、仏教と神道の関わり方を交えながら紹介しています。
なぜ日本は仏教と神道が一緒に受け入れられているのか、その経緯はどういうものだったのか、当時の日本人にとって宗教とはどういうものだったのか、などのことがとても分かりやすく説明されています。
その説明と古典のお話が互いに入り組む形で、分かりやすく紹介されているのですが、その古典も分かりやすく、また読みやすい、ほどよい長さなので飽きることがありません。
中学生以上なら、十分理解できる内容です。
古典はどうも難しそうだ、という先入観をきれいさっぱりぬぐってくれること請け合いです。
ただし、帯文の「そしてかなり官能的…」というのは少し大げさですか。

