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アイテム詳細

荒井 良

木耳社

カテゴリー:Book

セールスランキング:137700

税込価格:¥ 2,730  (定価:¥ 2,730)

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発売日:2006-05

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カスタマーレビュー

3D版画図百鬼夜行  (2006-06-25)
 妖怪造形作家、荒井良氏の作品写真集である。大方の例にもれず、僕も京極夏彦の文庫版『姑獲鳥の夏』の表紙で氏の存在を知ったわけだが、やはり初めて見た時の衝撃はかなり大きく、その後一年おきに発行される京極の文庫本を買う度に、ずっと気になっていた存在であった。 そしてこの妖怪達が、石膏や粘土ではなくて、紙で作られているという驚愕の事実を知ったのは『怪vol.0013』に掲載された氏のインタヴュー記事からである。朝日新聞の記事から引用すると、その作り方は、「新聞紙などを溶かしてすき返した紙を、木型に張り重ね、乾燥させて型から抜く。数十のパーツに分けて作り組み立てるが、継ぎ目は見え」ない、ということだ。
 本書は、今まで文庫本の表紙と口絵の小さなサイズの写真だけでしか窺い知れなかった荒井作品の全貌、とまではいかないが、かなりの部分を把握する事ができる。妖怪達を角度を変えて数ショットずつ撮影しており、今まで見えなかった部分を見ることが出来るのである。個人的には、「姑獲鳥」「魍魎」「絡新婦」などの女性の造形を扱った作品に目が行ってしまう。見応え充分だが、ただ、本書の判型がやや小振りなので、もう少し大きくしてくれても良かったと思う。そして、値段が少々高くなっても構わないので、ページ数をもっと増やしてほしかった。続編の発行を心から望んでいる。

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