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発売日:2008-03-19
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自殺願望者に死体を見せるべき
(2008-06-13)
日本の社会は死体を見ることを極端に嫌います。
もし、テレビの事件報道などで、死体が写ると、放送局にクレームの電話が殺到するらしいです。
「死者を冒涜するな。」という理由で。
死体から目をそむけることによって、死について考えることを避けようとしているのかもしれません。
しかし、人間はいつか死んで死体になります。
死を忌避する気持ちはわかりますが、あまりにも敬遠すると、かえって生きることの大切さがわからなくなるんじゃないでしょうか。
最近、自殺する若者が多いです。
死ぬのは勝手ですが、自分が死んだらどうなるか、彼らは理解しているのでしょうか。
「命を大切にしよう。」とか「生きていることはすばらしい」とか100万回言うよりは、
死体を見せることです。
冬の厳しさを知らない人に春の喜びはわかりません。
同様に死の悲しさをを知らない人に生のありがたみはわかりません。
日本において、少子化が進み、自殺者が多い最大の原因は、死を隠蔽することにあるのではないでしょうか。
著者のユーモアがあちこちにちりばめられていて、とても楽しい本です。
お勧めします。

死体に興味のある人はどうぞ
(2008-05-31)
この本は法医学者が書いていますが、本人の経験等はそんなに多く書かれていません。
1章:死体とはなにか
2章:人が死ぬということ
3章:ミイラに込めた思い
4章:死体をとりまく世界
5章:死体の利用法
という構成。
著者の経験した事例ではなく、死体の話として有名な事例が多く書かれています。
写真や図は3〜10Pに1Pぐらい(章によってはかなり少ない)。
タイトルには「入門」と付いていますが、初級でも上級でもなく、中級レベルの内容。
法医学の専門的な事はあまり書かれていないので、法医学を知りたい人にはあまり向いていないかも(※ただ、最後の5章は法医学の専門的な話で結構面白い)。
「何故死ぬのか」という話は少なく、むしろ「死の雑学」を扱った話が多い。
死の雑学本と言えるので、法医学の本をたくさん読んでいる人にもオススメ出来ますね。

