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イースト・プレス
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レビュー(Amazon.co.jp)
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???手塚治虫を筆頭に、藤子不二雄、永井豪といった大御所漫画家の作品のパロディーを中心とした作品集。「訴えます!」という手塚治虫の長女、手塚るみ子の「お墨付き」が帯に輝く。巻末には著者同様にサラリーマン漫画家として活躍した、しりあがり寿との対談も収録。 ???やはり特筆すべきは「漫画の神様」手塚治虫作品のパロディーだろう。絵柄を完璧にコピーして、一心不乱に下品さを追求する姿勢は、すがすがしいほど。たとえば、この作品。今にも息絶えようとする可憐な美女を抱き上げる男の頭には、彼女との思い出がフラッシュバックするが、思い出の中の彼女が話すことはといえば「男性器」のことのみ。これからその思い出だけを抱いて暮らすのはいやだとあせる男…。手塚作品で誰もが感じたひっそりとした「トラウマになるくらいエロい」(巻末の対談より)エロスを、ここまで見事に、単なるシモネタに作り変えることができるのはこの著者以外にいないだろう。 ???また絶対に見逃せないのが、カバー裏に収録されているカラー作品「神は天にいまし世はすべてこともないわきゃあない」。「三つ目がとおる」の「和登さん」や、ロック、ブラック・ジャック、サファイア、メルモ、そして「先生」本人までが登場して、ぞくぞくするほどばかばかしいやりとりを繰り広げている。手塚作品のパロディーではないが、形状も性質もそのものずばりのキャラクターが登場する「局部くん」シリーズも傑作。(門倉紫麻) |

カスタマーレビュー ![]()
「訴えます!ライオンキングは許せても田中圭一は許せません。手塚るみ子」コピーから最高!手塚漫画の強烈下ネタパロディ漫画。
(2008-04-05)
下北沢本多劇場で芝居を見たあと、下のヴィレッジバンガードでいろいろ物色していると、漫画コーナーでひときわ目立つ「手塚治虫」コーナーが。
しかし、その前で平積みされているのは、ひときわ目立ったこのパロディ漫画でした。
このオビからして強烈。
手塚治虫の長女、手塚るみ子の「お墨付き」です。
この本の装丁デザインも、どこかで見たような。
そして、この表紙も凄すぎます。(裏表紙のブックオフも芸コマ。)
それだけではなくて、まだ「本文」にたどり着けないのですが、カバー裏の漫画が凄い!
著者近影も含めて。
で、やっと漫画ですが、手塚漫画(他、永井豪、横山光輝などなど)のパロディ漫画です。
しかも下ネタ。
しかもわかりやすいキャラクターは、カバー裏だけで、本文のマンガではパロディ対象が明確でないものもあるのですが、それでも登場人物の書き方で、手塚漫画以外の何者でもありません。
特に、大人向けの手塚漫画のエロい部分が、凄く良く出てます。
良く許可が下りたものです。
ある意味許可した手塚側のほうが凄いかも。
本当に神罰が下りませんように。
さすがに手塚パロディ等は「全編」ではなく前半くらいで、後半は初期の作品らしくますます最低に・・・。
でも、ご一読の価値ありです。
でも、最低です。
でも、笑えます。
最高に最低です。

見事にパロディー作品とした
(2008-02-27)
著者の作品としては「ドクター秩父山」が有名で、下ネタを縦横無尽に駆使してのギャグセンスは定評のあるところだが、今回は大胆にもあの手塚治虫を下ネタでパロるという作品に挑戦した。巻末のしりあがり寿氏との対談でも述べられているとおり、手塚の作品にはエロスが散りばめられていて、子供のときに手塚作品でエロスを知った、ないしは後になって気づいたという経験をした人は決して少なくないはずだ。著者はそのエロスを下ネタ手法でギャグマンガ化するという誰もやらなかったことに挑戦して見事に成功した。
他にも、藤子不二雄、永井豪の作品をパロディー化しているが、著者自身はこれら大御所作家への敬意を作品を決して下劣にせず、絵柄をできるだけ本物に近づけるという形であらわした。ある意味マンガ史に残る一冊である。

昔読んだ手塚漫画への憧憬を見事にぶち壊してくれます
(2008-02-07)
いわゆる「才能の無駄使い」って奴でしょうか。
キャラを似せるだけではなく、全体的な作風や言い回しなどもよく研究されていると思います。ここまで下ネタで統一しなくても。
でも子供のころってむしょうに下ネタが好きな時期があってそんな懐かしい笑いをワンパターンで提供してくれます。
最近出た「コミックサイテー」より5年前の作品になりますが個人的にはこちらのほうが好きです。
10代の男子に読ませてみたのですがあまり、面白がってくれませんでした。
手塚キャラや本宮キャラなどに通じるところがなかったのかなぁ。いわゆるオヤジホイホイ漫画なんでしょうか?

いろいろな意味で問題作。
(2007-09-01)
手塚治虫を筆頭に、藤子不二雄や福本伸行など、
数々の有名漫画家のタッチで下ネタ満載のギャグを繰り広げてます。
これだけのタッチを操るわけですから、
作者の漫画家としてのスキルは申し分無いのでしょう。
特に手塚先生のパロディは非常にタッチが似ています。
まぁ巻頭の作者紹介でもあるように才能の使い方を間違えている気もしますが・・・。
とにかく、愛情をもってコケにしてます。
これも一つのリスペクトのかたちなのかな?(たぶん違う・・・)
ただ、元の作家が好きな方はちょっと嫌な気分になってしまうかも知れないですね。

安全の手塚プロ印
(2006-08-15)
パロディという言葉を辞書で引くと
「既成の著名な作品また他人の文体・韻律などの特色を一見してわかるように残したまま、全く違った内容を表現して、風刺・滑稽を感じさせるように作り変えた文学作品」(三省堂「大辞林 第二版」より引用)
とある。大真面目に、この作品における下ネタが上記でいうところの「滑稽」に括られると思うのだ(笑)。そして同時に「文学作品」でもある…。まさに神懸かったとしか言い様のない徹底的なパロディ。シモネタイズムともいうべき純度100%のくだらなさには脱帽させられる…!中学生的な笑い…もとい、大人が真面目腐って下ネタ全開なのだから、「笑うな!」っていうほうが無理なのかもね。何よりも、安全の手塚プロダクション印が読み手の後押しをしてくれること間違いなし。そして、表紙の裏側に目をやってみよう!

