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イースト・プレス
カテゴリー:Book
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発売日:2007-10
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カスタマーレビュー ![]()
最初の火−多喜二
(2008-10-10)
原作を真面目に読んでいる人は違う箇所もあって、気になるかも知れない。私は結構、感動しました。ここに書き込まれているレビューをすべて読む限り、原作の意図は間違いなく伝わっているのがわかる。特に、142ページに「星火燎原」…せいかりょうげん、という読みですが、そういう中国の言葉があるそうですが、この原作にないくだりに感動しました。大きな行動も小さな勇気から生まれる…ですか。最初の火とは、多喜二の情熱を象徴しているかのようです。現代になって、ブワッと大きな火になって大ブームになったことを象徴しているかのようです。イースト・プレスの漫画で読破シリーズは割と読むけれど、現代の格差社会の弊害であくせく頑張って生活している人を励ますように描かれているのものが目立つので、パロディ・チックでも個人的にはOK!かな。

現代社会にもつうじる
(2008-08-23)
原著が出た時は発禁処分になった有名な本のマンガ化である。
今の労働者たちも、残業手当もなく滅私奉公を強制され、成果主義の名のもとに賃金引き下げ・・・何のために働いているのかわからなくさせている現代社会に通じるものがある。これを読んで、政党に入る人が増えているようだ。

買いですか。
(2008-07-28)
「漫画で読破」シリーズの一冊ですが、本書も「こころ」同様、原作から受けるイメージとあまりにかけ離れていて、殴られた顔の崩れ方など、もうすこし抑えた、写実的な描写でもよかったのではないでしょうか。あれでは原作のテーマである「搾取」というシステムの暴力性に向けられるべき読者の視線が、直接的な暴力性のほうにばかり逸らされてしまい、焦点がぼやけているように思われました。やはり本書も、原作と対等に対峙はしていない、付属的な読み物と言わざるを得ないように思います。

今も昔も、搾取の構造は変わらない!!
(2008-07-24)
マンガから入るのがいいと思います。こちらをオススメします。
陸の孤島で黙々と働かされピンハネされる偽装請負の皆さんや
権利を主張する前に義務を果たせよ!と怒鳴られてサービス残業や
土日出勤をさせられているファミレスなどの名ばかり管理職の皆さんや
狭い部屋に閉じ込められ朝から晩までガンガンに電話営業をしている皆さん、
これはわが身を守る為に、ぜひ読んでおいたほうがいいでしょう。
とても80年近く前に書かれたとは思えない。思わず涙が出てくるのでは?
別にストやサボを起こせという訳ではありません。
80年前も現在も搾取の構造は変わっていませんね。
カニの缶詰は高級品。高い付加価値をついた輸出品となる。
ところが労働者側には全く還元されない。
弱き者から搾り取る構造は、同じですね。
欧米では数%でしかないピンハネですが、
日本の派遣会社は30〜40%のピンハネをしている。
お国のためと思ってガマンして働いていたが、結局は裏切られ
軍が、悪どい資本の側についたシーンが泣かせます。
共産主義は嫌いですが、便所会長のような存在が
現在の蟹工船を作った事は否めません。
竹本淳一

マンガから入ってもいいじゃないか
(2008-07-14)
現在マスコミに採り上げられて話題になっているが、本来は社会主義の幻想が解けた現代にプロレタリア文学はそぐわないはずだった。しかし、文学ではなくマンガとして作品化した場合、結構いけると思ったのが今回の本である。劇画調のタッチで書かれていてキャラクターがかなりデフォルメされてわかりやすく滑稽でさえある。当時の社会風潮を知らなくても一つの作品として十分楽しめると思った。もし原作が読みたくなるのであれば、読書への取っ掛かりとしてマンガから入るというのはいいかもしれない。

