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ラッセル ジャクソン Russell Jackson 北川 重男 平井 正子 井上 優 舟木 茂子 宇治田 紀子 外山 晴子 服部 久美子

開文社出版

カテゴリー:Book

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税込価格:¥ 6,090  (定価:¥ 6,090)

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発売日:2004-02

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カスタマーレビュー

映画化されたシェイクスピア作品のみならず、シェイクスピアの映画文化への影響まで論じた大著  (2006-10-03)
 この本は、映画化されたシェイクスピアの作品及びシェイクスピア作品の影響を受けたと思はれる世界各国の映画に関する論文集である。つまり、ロジャー・マンヴェルの名著『シェイクスピアと映画』の様に、映画化されたシェイクスピア作品だけを論じるのではなく、シェイクスピアの文学が、世界の映画にどの様な影響を与えて来たか?にまで論点を拡大した本なのである。当然、ぶ厚い大著である。
 本書に収められた論文の著者達は、欧米各国の大学に籍を置く研究者で、七人の日本語訳訳者は、シェイクスピアの専門家もしくは、演劇学、文化人類学、及び日本語教育の専門家達である。上述した様に、映画化されたシェイクスピア作品だけでなく、シェイクスピア作品の映画文化への影響を広く論じる中で、例えば、黒澤明監督の『悪い奴ほどよく眠る』を『ハムレット』の影響を受けた作品と見なしたり(547ページ参照)、『禁断の惑星』を『テンペスト』の影響を受けた映画と見なした論文(559ページ参照)が収められて居る事が興味深い。(言はれてみれば頷ける気がする。)
 参照文献などが詳細に記載された非常に立派な研究書である。ただし、ロジャー・マンヴェルの『シェイクスピアと映画』に溢れて居た様な情熱が今ひとつ欠けて居る気がしたのは、何故なのだろうか?−−アカデミックな人々の文章の宿命なのだろうか?−−それから、本当に立派な、ぶ厚い本なので、仕方の無い事なのだろうが、ちょっと値段が高い気がする。

(西岡昌紀・内科医)

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