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文春ネスコ
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カスタマーレビュー ![]()
タイやゾウを詳しく読みたい人向けではない
(2005-12-03)
「象使い」という言葉に惹かれて、この本を手にした。異文化・
未体験な期待をもって本を開いたが…少しもの足りなかった。
本書は、象と交信できる少年の実話物語。彼はペットじゃなく
仲間として動物と接する訓練士。本場タイで鍛えられたゾウ使い。
しかし、語りべは動物園オーナーの母親であり、主人公の少年ではない。
そこが残念だった。本人によるタイ留学体験談をもっと読みたかった。
その辺は柳楽優弥主演の映画に期待するとして。とりあえず本書の
舞台は、もっぱら日本だ。
ページ数も少なく写真つきで分かり易い文章だが。タイやゾウを
詳しく読みたい人向けの本ではなく。多感な子供たち向けの本といえる。
母親目線なので基本的にアジア的冒険譚などは期待しない様に。
それにしてもこの少年、羨ましいな。そりゃ家族不和とか大変だった
ろうけど。わずか12歳にして自分の夢を決断し、実際行動に移せるなんて。
日本の同級生が男として嫉妬した部分も、確かに少しわかるな。
自分の思春期を思い出す。主人公の様な中学生の頃、
“嫉妬”を客観的にコントロールできる同級生なんていただろうか?
キレイな光だけじゃなく、裏にある影も想像する方が、
映画や小説をずっとリアルに味わえると思うが…。
PS●象使いといえば孟獲だろ?という人→『アルスラーン』田中芳樹でも読めば?◆改

♪ぞうさんぞうさんお鼻が長いのね
(2005-09-07)
そうよ母さんも長いのよ♪地球上の動物の、殆どの鼻は長くない。そんな状況で、「お前は鼻が長いな」と、言われたら・・・。普通ならいじけるところを、いかにも嬉しそうに「そうよ母さんも長いのよ」と誇らしげに答える。こんな、この唄の作詞家の研究資料を最後に紹介したのは、ハーフの母親の容姿のことでいじめられても、母を誇りにしてくれた少年と像の結びつきと、心のことを言いたかったのだと思います。こんなに純粋で優しい少年がいたなんて、奇蹟としか思えません。あまりにも急に逝ってしまったから、人々の心に少年は生き続け、その夢も家族とスタッフたちが実現しようとしています。

泣けました!!
(2005-08-05)
家族で3人読んだんですが、3人とも泣きました!!
本当に感動です!!
また、凄く読みやすいです。
本嫌いな弟でもスラスラ読んでいました。
夏休みの読書感想文などにも書きやすそうです♪

日本一の象使いを目指した少年
(2004-05-15)
「市原ぞうの国」そして「勝浦ぞうの楽園」を運営している動物プロダクションの坂本小百合さんによる、長男・哲夢さんの象使いへの挑戦を描いた哀しくも温かいドキュメントです。
まるでドリトル先生のように、動物とテレパシーで会話できるかのような哲夢さんが、タイで本格的な象使いの訓練を受け、やんちゃな象・ランディたちと友情を深めていきます。
複雑な家庭事情を乗り越え、日本一の象使いへの道を歩みながら「日本の全ての象を幸せにする」夢に向かって行く哲夢さんですが…。
「市原ぞうの国」に行って、象たちに会ってみたくなる、感動的な一冊でした

命の大切さを教えてくれる本
(2004-03-16)
日本中の象を幸せにしたいという志を抱き、一流の象使いになる
道を踏み出しながらも、夢の半ばで逝ってしまった青年のお母様が
書かれた手記です。いじめや家庭内不和によって受けた悲しみや
寂しさを、動物たちへの献身的な愛情に昇華していく少年の姿は
とても一途で純粋で心を打たれます。また少年が心の葛藤を繰り
返しつつ、自らの意志で親元を離れてタイ留学を決意し、日本初の
少年象使いへと成長していく姿には勇気を与えられます。少年が
心の底に秘めたガラスのように壊れやすい部分を、象が機敏に
察知して慰め、少年と象との絆が深まっていく過程が生き生きと
描かれています。そうした少年と象との心温まるコミュニケーションは、
命の尊さだけではなく、人間と他の生命との調和のあり方について
教えてくれるように思います。
癒されぬ心の傷を抱えつつも、亡き息子さんの夢を継がれて今なお
がんばっておられるお母様の思いがひしひしと伝わってくる一冊です。

