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藤原書店
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カスタマーレビュー ![]()
ウンチクは研究者に任せておけば良い
(2006-07-12)
これが生の声。現地の声。
学術的なことを望むやつは、机上の産物で満足していればいい。この本にあるのは、シビアな現実だ。理想論は一分で消し飛び、自称知識人が尻尾を巻いて逃げ出す最前線だ。
支援や現地の人々に対する、偏見やCMで塗り固められたお題目を信じる前に、現実を知る。
そのための良書である。

筆者の感じたままの印象がよく伝わってくる
(2003-01-23)
実際に東ティモールの一地区で行政長として働いた筆者の感じたままの印象がよく伝わってくる。独立を直前にした東チモールを、現地に行かずとも感じることが出来る。ただ、もう少し哲学的、または学術的にも深くティモール事情を掘り下げて考えても良かったのではないでしょうか?この国の今後の発展を祈ります

国際貢献の新しいモデル
(2002-05-01)
東チモールPKOと期を一にして、国連暫定統治機構が東チモールに設置されたが、その地方機関の「県知事」に任命された元NGO職員の奮戦の記録。本書を通じ、PKO関連国連職員「紛争屋」の真髄を知ることができた。本書からいくつか例を挙げよう。
「たかが1年余りの滞在経験で、東チモールの専門家を気取るつもりはない。『紛争屋』にとって当地の歴史文化のお勉強は、通り一遍のものでいいと思っているし、そうあるべきだとも思っている。・・・愛着は、短命であるべき紛争屋の寿命を長引かせるし、・・良心とか正義とかを装ってしつこくまとわり続ける外国人の存在ほど、当地の人々にとってうっとうしいことはないのだ。」
「外国人が支配する暫定統治などというものが、当地の人々に好かれるなんてことち!?、ありはしない。・・独立後の東チモール人による国家運営は試練を極めるであろうが、あの国連暫定統治よりは良かった、と人々に思わせることが大切なのだ。だから、我々紛争屋は『よくやった、ありがとう』などという言葉は期待していない。石を投げられながら出てゆく。紛争屋は、それでいいのだ。」
この潔さ!本書のようなスタンスは、国際開発に携わる人間のひとつのモデルになりうるだろう。

